「U-22プログラミング・コンテスト2017」詳細発表 12歳以下対象「小学生部門」を新設
U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は、「U-22プログラミング・コンテスト2017」の公式サイトをオープンし、応募要項などの詳細を発表した。コンテストのキャッチフレーズは「夢を動かせ。自由な創造力で未来をつかめ!」。今年から別枠として「小学生部門」も新設されている。
「U-22プログラミング・コンテスト」は、1980年より経済産業省の主催によって、優れた才能を持ち、アイデアに富んだソフトウェア開発に取り組む人材の発掘と育成を目的として開催されてきた。2014年からは、コンテストの主旨に賛同・協賛した企業によって構成された「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催。コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が運営事務局となり、歴史あるプログラミング・コンテストを継承し、発展を目指している。
2020年には、日本の小学校においても「プログラミング教育」の必修化が予定されている。世界のIT先進国同様、誰もが「プログラミング」を学ぶ時代がやってくる状況を踏まえ、今年の「U-22プログラミング・コンテスト」から通常の22歳以下の枠とは別に、プログラミングを学び始めた12歳以下の児童を対象とした「小学生部門」を新設した。
通常の「U-22」と「小学生部門」の違いを含めたコンテストの概要は以下の通りだ。更なる詳細は公式サイトを確認してほしい。
●U-22プログラミング・コンテスト 概要
【参加資格】
・日本国内に居住している方
・1995年4月2日以降に生まれた方
(※チーム参加の場合、メンバーの参加資格は原則上記の通り。但し、同じ学校に所属する学生であれば23歳以上のメンバーも参加可能)
【募集内容】
・ユニークな発想やこれまでに培ってきた技術力を活かした「未発表作品」または「2016年9月1日以降に発表したオリジナル作品」
・ジャンル、プログラミング言語問わず
【応募方法・提出物】
公式サイトを確認。
【スケジュール】
[4月6日] 応募要領発表、2017年版公式ウェブサイト開設
[7月3日~8月24日] 応募受付期間(※小学生部門は8月17日まで)
[8月~9月] 事前審査、一次審査
[10月1日] 最終審査会、特別講演、各賞発表(※一般聴講可能、ニコニコ生放送配信予定)
[10月2日] 表彰式(経済産業大臣賞、商務情報政策局長賞)
【U-22と小学生部門の違い】
・U-22
- 22歳以下であれば応募可能
- プロダクト・テクノロジー・アイデアを評価
- 審査は提出された応募用紙、プログラム、動画で行う
・小学生部門
- プログラミングを学び始めた12歳以下の児童対象
- アイデアや制作動機等を中心に作品を評価
- 審査は提出された応募用紙と動画で行う
【U-22プログラミング・コンテスト2017実行委員会】
・委員長:
- 青野慶久(サイボウズ 代表取締役社長)
・委員:
- 芦原栄登士(Cygames 取締役CTO)
- 荻原紀男(豆蔵ホールディングス 代表取締役社長)
- 武井千雅子(フォーラムエイト 代表取締役副社長)
- 田中邦裕(さくらインターネット 代表取締役社長)
- 田中啓一(日本事務器 代表取締役社長 兼 CEO, CTO & CIO)
- 水谷学(ピー・シー・エー 代表取締役社長
- 和田成史(オービックビジネスコンサルタント 代表取締役社長)
【U-22プログラミング・コンテスト2017審査委員会】
・委員長:
- 筧捷彦(早稲田大学 名誉教授、情報オリンピック日本委員会 理事長、情報科学国際交流財団 理事長)
・委員:
- 新井誠(東京電機大学・東洋大学・日本工業大学 非常勤講師)
- 石戸奈々子(NPO法人CANVAS理事長、慶應義塾大学 准教授)
- 岩谷徹(東京工芸大学 芸術学部 ゲーム学科 教授)
- 江草陽太(さくらインターネット 執行役員 技術本部 副本部長 エンジニア)
- シブサワコウ(ゲームクリエイター)
- 高田寿久(フォーラムエイト 執行役員 本社開発マネージャ)
- 竹迫良範(高知工業高等専門学校 客員准教授)
- 夏野剛(慶応義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授)
- 藤井彰人(情報処理推進機構(IPA) 未踏IT人材発掘・育成事業 プロジェクトマネージャー)
- まつもとゆきひろ(Rubyアソシエーション 代表理事・理事長
- 宮本久仁男(セキュリティ・キャンプ実施協議会 企画・実行委員長、NTTデータ システム技術本部 セキュリティ技術部 情報セキュリティ推進室 NTTDATA-CERT担当)
- 両角博之(オープンストリーム システムインテグレーション事業部 技術統括)
【協賛企業】
・プラチナスポンサー:
- サイボウズ
- Cygames
・ゴールドスポンサー:
- オービックビジネスコンサルタント
- さくらインターネット
- 日本事務器
- ピー・シー・エー
- フォーラムエイト
- 豆蔵ホールディングス
・シルバースポンサー:
- エンバカデロ・テクノロジーズ、
- トレンドマイクロ
・ブロンズスポンサー:
- インテリジェント ウェイブ、
- コーエーテクモホールディングス
- ネクストウェア
- フリービット
【クラウド開発環境提供企業】
・アシアル
・アイレット
・サイボウズ
・さくらインターネット
・GMOクラウド
・トップゲート
・日本マイクロソフト
●関連リンク
・U-22プログラミング・コンテスト 公式サイト