製品版のGear VRを速攻レビュー! 「メチャ軽」で装着感も◎だぞ

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既報のとおり、Galaxyシリーズ向けVRヘッドマウントディスプレー「Gear VR」の製品版が、日本でも12月18日に発売されることが決まった。早速、ヨドバシカメラビックカメラのオンラインショップでの予約が始まっている。実売価格はともに1万4900円前後。

 
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記者発表会ではハンズオンコーナーが用意されており、実際にGear VRを試すことができたので、そのインプレッションをまとめていこう。

 
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まずは外観から。左側面は、Innovator Editionにあったファンがなくなった。

 
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右側面は一番上に「戻る」ボタン、その下が十字に切れ込みが入ったタッチパッド、前面とのキワにボリューム調節ボタンを用意する。細かい話だが、戻るボタンの位置が、背面側から前面側に微妙に動いている。

 
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ユーザーが顔をつけることになる背面。レンズとレンズの間、ちょうど眉間のあたりに近接センサーを用意し、装着すると電源がオン、外すとオフになる仕組みだ。

 
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前面。完全に余談だが、この状態で装着すると、ケント・デリカットのように目が大きく見える(ってわかります?)

 
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国内ではGalaxy S6/S6 edgeしか発売されないが、海外では少し大きなサイズのGalaxy Note 5、Galaxy S6 edge+も入手してGear VRで利用可能だ。そのため、マイクロUSB端子が動くようになっている。

 
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天面には、従来通りピント調節用のダイヤルを用意。

 
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底面には、充電用のマイクロUSB端子。

 
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今回は360度動画再生ソフトの「Oculus Video」、シューティングゲームの「EVE GUNJACK」、VRコンテンツのプラットフォーム「VR Cruise」、niconicoの動画を視聴できる「niconico VR」などが体験できた。

 
実際にGear VRを装着して、VR Cruiseの映像を閲覧してみたが、まず従来のInnovator Editionよりも軽いことを実感できた。従来、Gear VRを固定するバンドは頭の前後、左右と2方向あったが、今回は左右のみに減っている。それでも重心を調節しているという解説のとおり、ぴっちり顔に装着できてVRコンテンツを楽しめた。

 
一方で気になったのは、レンズのくもりだ。ハンズオン会場が人が集まりすぎて暑かったのか、それとも「うわぁ……筆者の顔、発汗しすぎ……?」という可能性なのか、若干くもりが気になった。この辺、曇り止めを使うと防げるかもしれない。

 
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会場では、VR Cruiseが開発しているモバイルVR4Dシステム「TELEPOD」も体験できた。

 
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ちょうど今朝あげた記事で触れていたボディーソニックユニットが仕込まれたイスになる。実際、ライブ映像を視聴したのだが、お尻や背中など複数の箇所から振動が伝わってきて、ライブ会場にいる感覚が強まった。

 
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外からの視界を遮ってくれるのもポイントだ。VRHMDでは、装着時に無防備に変な姿勢をとってしまいがちだが、これなら全方位を晒される心配はない。

 
発表会では、Gear VRの販路について質問された際、「従来の販路を考えているので、ヨドバシさんビックカメラさんをベースとして考える。よりみなさんのお手元に届きやすいということなら、其の他いろいろな販路も考えていきたい。いずれにしてもぜひご体感いただける場を設けようと思っている。体験いただいて、そのよさをわかってもらえば販路も広まる」と答えていた。これからどんなコンテンツが増えていくのか、引き続き要注目だ!

 
(文/広田稔

 
 
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サムスン電子ジャパン

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