TVで良く見る“あの”シーンも再現可? 「3D事件・事故イラストデザイナー」が話題に

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Twitter上でいま話題になっている無料公開中の3DCGソフトがある。あらかじめ収録している火や人物、車、道路といった素材を組み合わせるだけで事件・事故当時の状況を再現し、360°ビューも可能。

テレビでよく見るあの再現シーンを手軽に作れるとあって、ユーザーの関連ツイートも瞬く間に拡散されている。

 

 

本ソフトの名前は「3D事件・事故イラストデザイナー[β版]」。メガソフトが開発を手がけている。

メガソフトは建築関係に強みがあるソフトメーカーで、3Dデザイナーシリーズは、間取り図作成から1クリックでの立体化、ウィザード形式でのドアや窓作成、数多く収録している家具を配置したりと、簡単操作かつCGクオリティの高さから住宅・建築のプレゼンソフトとしては定番製品。また、VRソリューションも提供している

3D事件・事故イラストデザイナー[β版]も、そんな3Dデザイナーシリーズの基本技術を導入。3D素材は5000点以上を収録し、前述の間取り図作成や立体化なども可能だ。開発アンケートを募集するため、1月30日〜8月31日までβ版を無料公開中である。

 

 
 

でもなんで事件・事故?

3Dデザイナーシリーズというデザイン系ソフトが有名なだけに、スタイリッシュなイメージのメガソフトが、事件や事故現場の再現ソフトを公開したとあって、意外に感じた人も多いのでは。そこで開発経緯などをメガソフトに直撃してみた。

 
——本ソフトの開発に至った経緯やきっかけを教えてください
 
弊社はもともと建築系の3DCGソフト「3Dマイホームデザイナー」 シリーズを開発・販売しているのですが、住宅や室内のCGを簡単に作成できることから、事件や事故の現場を再現したい、という要望があったのがきっかけです。

たとえば、事件現場を再現する、人が倒れている白いラインとか、現場の 証拠位置を示す番号札みたいなものをパーツで欲しい、というような声がありました。他にも、火事現場を再現したい、という要望もありました。

そこで、事件や事故現場、火事の現場などを簡単に再現できるCGソフトのニーズがあるのではないか、と想定して今回のベータ版を開発しました。

 
——どういったユーザー層を想定されていらっしゃいますか?

 
事件や事故の現場を業務で再現したい方をメインに考えています。具体的には、警察署、裁判所、消防署、弁護士事務所、損害保険会社などです。

 
——ソフトの試用期間はいつまででしょうか?

 
ダウンロード期間は8月31日で終了ですが、ベータ版の試用期間はインストールして起動後2ヶ月間使えます。2ヶ月たった時点で、ソフトは起動できなくなります。

 
——予定売価はおいくらを想定していますか?

 
今回のベータ版をお使いいただいた方からの要望を元に機能・仕様を追加してい
きますので、現段階では価格はまったく未定です。

 
——今回ネット上で話題になった事により、ダウンロード数やお問い合わせ数について、反響はありましたか?

製品公開のニュース記事がキュレーションメディアで拡散し、さらにツイッターで多数のリツイートをいただいて、おかげさまでかつてない反響をいただいております。

もともと、前述のとおり、どちらかというとハードな業務に携わる方向けに開発したものですが、非常に幅広い層に興味を持っていただいたようでとても驚いております。

 
3D事件・事故イラストデザイナー[β版]は、事件事故の早期解決や安全のための改善策検討につながるとっても有意義なソフト。β版ユーザーの意見や感想を受付中なので、興味のある人はぜひいちど使ってみてはいかがだろう。

 

 
(執筆:花茂未来

 
●関連リンク
メガソフト
3D事件・事故イラストデザイナー 公式Twitter

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