ついに「ハッカドール3号」がVTuberデビュー! 応援上映会に約100人のファンが大歓声

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DeNAは25日、東京都新宿区にあるバルト9にて、ニュースアプリ「ハッカドール」の公式キャラクター「ハッカドール3号」ちゃんが26日にバーチャルYouTuber(VTuber)としてデビューすることを記念した応援上映会を開催した(関連ニュース)。

客席いっぱいに集まった約100人は、世界最速上映となる3号ちゃんのVTuber映像に合わせて掛け声をかけたり、3号ちゃんの声優を務める山下七海さん(ななみん)のトークで笑い声をあげたりと、約1時間のイベントを大いに楽しんでいた。ちなみにチケットは数分で売り切れたとのことで、平日にも関わらず国内は熊本、海外からは韓国から来た人もいたという人気っぷりだった。

完全クローズドで、生放送もされなかった本イベントをPANORAでも取材したので簡単にレポートしていこう。

 

3号ちゃんの性別、どっちがいい?

ハッカドールといえば、2014年にスマホアプリ、2015年にウェブ版のサービスが開始したニュース収集サービスだ。アニメやマンガなどのサブカルチャーのニュースが専門で、公式キャラクターが1号、2号、3号と3人おり、2015年には5人に増えてアニメ化も果たしている。

そして2017年4月にエイプリルフールとして投稿したVTuber化の動画が受けたため、5月には1号ちゃんがVTuberとして始動(関連記事)。さらに今回3号ちゃんがデビュー……というのがこれまでの流れになる。ちなみに3号ちゃんは、かわいい女の子のように見えるが、実は「男の娘」という味わいのある性別だ。

イベントの前半は山下さんのトークショーだった。今回は「3号に詳しい研究家」という立場で呼ばれたという山下さんは、まず「3号ちゃんと声が似ているとたくさんの人に言われる」とコメントして会場を大いに笑わせていた。

「ななみんと振り返る!ハッカドール3号の歴史」と題したコーナーでは、3号ちゃんの最初期のラフイラストを公開。ちびっ子+自堕落無気力+タレ目、武器はハンマー、好きな食べ物は「蒲焼さん太郎」といった設定が明らかになっていった。

また司会であるDeNAの岡村さんが、「ハッカドールはオタク向けニュースアプリというコンセプトでつくられていて、3人それぞれ詳しい分野があるんだろうなということで始めた。なので3号ちゃんは、マンガと声優とフィギュアの担当」と解説すると、研究家のはずが山下さんが「はーっ!」と大いに感心。「会場の誰よりも驚いていた」と岡村さんにツッコミを入れられて、笑い声をあげていた。

 

ほかにもグッズリストについて語ったり……。

 

エンドカードギャラリーを見せたりと、この4年を存分に振り返る。

 
続いてのコーナーは「好きならわかるはず!? ハッカドール3号クイズ」。一番盛り上がったのは、「3号ちゃんの性別は?」という質問で、山下さんが「前々からマスターさんに聞いてみたいことがあって、3号ちゃんの性別は本当はどっちがいいんでしょうか? 拍手で聞いてみたい」と会場に呼びかけると、数人を除くほぼ全員が「男の娘がいい」をチョイスしていた。この比率には山下さんも驚いて(?)「みんなー、ヘンタイだなー」と愛のある返しをして、またしても岡村さんに「おいっ(笑)」とツッコミを入れられいた。

 

巨大スクリーンを使ったフォトセッションも

中盤は、メインイベントである応援上映会だ。今回の映像自体が、来場者に言ってほしい掛け声がテロップで入った特別仕様になっており、さらに「応援上映会は女性の領域であまり経験したことがないマスターさんも多いはず」という配慮の下で練習も行われた。

多くの観客が3号ちゃんに合わせた青のライトを手に持ち、「それではご覧ください、3号ちゃんデビュー!」という山下さんの掛け声とともに上映スタート。練習の甲斐あってか、「ななみーん、きょうもカワイイなー」という3号ちゃんの発言に「お前の方がカワイイよー」と即座に反応したり、「ゲーム実況やろうかな」という声には「おっ、いいねー!」とテロップのない返しを入れたりと、ファンの練度を存分に見せつける。数分の上映後に山下さんが「みなさんどうでしたかー?」と聞くと、大きな歓声が上がっていた。

 

今後、VTuberとしてやってほしいことについては、Twitterにて「#3号ちゃんお願い」のハッシュタグで募集中だ。会場でもいくつか紹介しており、例えば、「ホラーゲームの実況」という要望については、山下さんが「ホラーゲームの実況……。んー、3号研究家としてはヤダ。怖い。これ却下です」とバッサリ。「お悩み相談どうでしょうか? 3号ちゃんなりにゆる〜く解決してほしいです」というお願いについては、「私はお悩み相談は結構不得意な方。的外れなんでしょうかね……。解決しなくてよければアリですね」と笑いを取っていた。

ちなみに山下さんが3号ちゃんにやってほしいことを聞かれると、「ななみんとコラボも夢のひとつではあるんですが、ハッカドールのアニメ6話で、3号ちゃんが一瞬女の子になって男の子に出会うんです。その男の子が3号ちゃんに初恋っぽい淡い思いを抱く。その坊ちゃんにもう一度会いたい」と熱く語って、会場を「おーっ」と沸かせてていた。

 

終盤は、ハッカドールのプロデューサーである荒巻裕子さんを迎えてのトークパートだった。荒牧さんは、まだVTuber化されていない2号ちゃんについて、「3号ちゃん今日デビューして、あと一人大物が残っている。本当にTwitterのコメントで『いつくるんだ』と言われているのでドキドキしていますが、その辺も楽しみにしていてください」と言及。山下さんが「いつなんですか。10年先ではないですよね?」と質問すると、「その距離感ではない」と答えていた。

 

さらに1分間のフォトセッションということで、3号ちゃんがゆるーくポーズを決める様子を……。

 

会場全員がスマホを取り出してパシャパシャと撮影したパートも大いに盛り上がった。Twitterに「#hackachan」タグで投稿されているので、ぜひチェックしてみるべし。

 

最後の挨拶では、荒巻プロデューサーが「本日はありがとうございます。こんなイベントができるのも、ここに来てくれるみなさんのおかげです。次は日和らずもう少し大きな会場を借りたいと思います」とコメント。

続けて山下さんが、「今日が3号ちゃんのVTuberデビューということで、正直手応えがありました! 1号も2号も、バーチャル世界で揃ってお話なんかができたらいいと思いますし、マスターと会えるのも徳島の『マチ☆アソビ』以来でびっくりしました。これからも新たな可能性に飛び立っていくと思いますのでみなさん応援よろしくお願いいたします」と語りかけ、「チャンネル登録よろしくねー」とイベントを締めていた。

本日上映された3号ちゃんのデビュー動画は、明日以降にYouTubeに投稿されるので、ぜひチェックしてみよう。

 
 
●関連リンク
ハッカドール(公式サイト)
ハッカドール(Twitter)
ハッカドール(YouTube)

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