【独占レポ】キズナアイ「BILIBILI WORLD」で海外初、単独出展 トークではあの言葉をポロリ!?

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バーチャルタレントのキズナアイちゃんは7月20〜22日、動画共有サービス「BiliBili(哔哩哔哩)」が中国上海にて開催しているイベント「BILIBILI WORLD 2018」にブース出展した(ニュース記事)。

22日には、現地時間13時(日本時間の14時)よりミニトークライブを実施。テレビモニターにアイちゃんが召喚され、通路に広がるほど集まった100人ほどのファンと共に質問コーナーやクイズタイムを楽しんでいた。PANORAでは現地を訪れて取材したのでその熱気をお伝えしよう。

 

実は3度目となる中国での生出演

アイちゃんといえば、メインのYouTubeチャンネルで200万オーバーの登録者数を誇り、日本でもほかのバーチャルYouTuber(VTuber)から「親分」と慕われているトップバーチャルタレントだ。日本で一気に知名度を上げたのは昨年12月にVTuberムーブメントが巻き起こったタイミングだったが、その前には海外で先行して話題になっており、現在でもファンの半数が国外とも言われているほど日本以外にもファンが多い存在だ。

リアルイベントでも、国内ではここ3ヵ月ほどでニコニコ超会議自身の誕生祭などに姿を現しているが、実は出演自体は海外のほうが早かった。

中国では2017年、7月の同人即売会「MYC」と10月の動画共有サービス「iQiyi」の「爱奇艺2017FUN盛典」にて2回ステージに登場した。公式的には中国から接続が遮断されていて、YouTubeが見られないにも関わらずだ。今回のBILIBILI WORLDは、今年の旧正月向け動画に出演した縁で声がかかって出展したとのこと。

 

ちなみに今月頭にもアメリカ・ロサンゼルスで開催したアニメの祭典「Anime Expo 2018」にてTokyo Otaku Modeブース内にも出展している(写真提供/伊藤真広)

 

BILIBILI WORLDは日本でいうniconicoの「ニコニコ超会議」に当たるもの。地下から2階まである上海世博展覧館(Shanghai World Expo Exhibition And Convention Center)のホールを確保し、アニメ、マンガ、ゲーム、ネット文化などのサブカルチャーコンテンツのブースをずらりと展開していた。

 

会場通路はこんな感じでエスカレーターは常にいっぱい。筆者が訪れた3日目の22日はあいにくの台風で、12時30分に入場ストップ、15時に全員退場と展示時間が短くなっていたにも関わらず、多くの若者が訪れていた。

 

日本にゆかりがある作品が歩けば目に入るほどそこかしこで展示しており、集まった中国の若者がライブステージに燃えたり、作品の世界観を味わったり、物販でレアものを入手したりと楽しんで笑顔を見せていた。

 

一般企業とのキャラクターがコラボしたブースも目立っていた。中国のボーカロイドシリーズ「VSinger」で一番人気を誇る洛天依(ルオ・ティエンイー/LUO TIANYI)は、ピザハットやウィスパーなどのブランドに起用。写真はウィスパーブースで、日本のボカロ曲である「バタフライ・グラフィティ」で踊ってみたを披露しているところ。

内田彩さんとの共演に観客が大興奮! 中国のボカロライブ「洛天依2017全息演唱会」を上海で体験

 

日本でも馴染み深い中国発のスマホゲーム「アズールレーン」コーナー。

 

PANORAの専門分野であるVRについていえば、PlayStationブースに……。

 

PlayStation VR体験コーナーがあって長蛇の列ができていた。

 

スマホゲーム「囚われのパルマ」は、日本では全国のアミューズメント施設にてVRで会えるコンテンツを提供しているが、今回はリアルにコスプレイヤーがいたのが驚きだった。

 

この展示とは別に、付近の上海メルセデス・ベンツ・アリーナにてniconicoの「ニコニコ超パーティー」にあたる「BILIBILI MACRO LINK」というライブイベントも3日間に渡って実施。VSingerやBILIBILIの有名投稿者のほか、日本から招かれたミュージシャンや声優、niconicoの有名クリエイターらが出演していた。

 

A.I.Channelブースは、2階ホールのほぼ中央に位置していた。A.I.Channelとして海外で単独ブース出展するのは今回が初。ブースのコンセプトは、アイちゃんのいる例の白い空間だ。

 

中国語でキズナアイは「绊爱」。親しみを込めて「爱酱」(アイちゃん)と呼ばれている。

 

目立っていたのは物販。

 

Tシャツやタオル。

 

帽子。

 

缶バッヂなどを取り揃えていた。

 

物販裏手のディスプレーには、「みんなと一緒に出たい」というアイちゃんたっての希望で参加するネットワーク「upd8」のメンバーの紹介映像が映し出されていた。

 

壁面にはアイちゃんをプロジェクションマッピング。初のオリジナル曲「Hello,Morning」も頻繁に流れていた。

 

裏手側では、先の誕生祭の様子を映像で流していた。

 
upd8のTwitterによれば、会場内にはアイちゃんのコスプレイヤーもいたようだ。筆者も見かけたのだが、男性のアイちゃんだった。

 
 
*次ページでは、アイちゃんのミニライブをレポート!

 

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