【TGS2018】映画のような爽快アクション体験を目指して PS VR向けFPS「ライアン・マークス」セッションレポート

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は東京ゲームショー 2018にて同社のロンドンスタジオが開発しているPS VR向けFPS「ライアン・マークス リベンジミッション」についてのメディアセッションを開催。セッションにはデザインディレクターのイアン・ライト氏とQAマネージャーのポール・マックギルブレー氏が登壇し、ゲームのコンセプトやシステムなどについて解説した。

 

▲SIEのロンドンスタジオで開発を担当しているイアン・ライト氏(右)と,ポール・マックギルブレー氏(左)

イアン・ライト氏は「ライアン・マークス リベンジミッション」を製作するきっかとして、PS VRのローンチソフト「PlayStation VR WORLDS」に収録されているコンテンツ「The London Heist」が好評だったことを上げている。ライト氏はさらに「The London Heist」を発展させることで、最近のハリウッド映画のような、アクション、SF作品をゲームで体験できることを目的としているとのこと。時に「007」シリーズのようなアクションとジャッキー・チェンの作品のようなユーモアのあるシナリオ目指している。

 

さらにライト氏はロンドンを舞台としたことについて「きらびやかなホテルのような表の顔もあれば、アンダーグラウンドの裏通りと2面性のある、コントラストのある街」と話しており、ロンドンという街の魅力も取り込んだゲームとなっている。

ゲームコンテンツとしてこだわっているのが、ゲーム内で取り扱う銃火器。メディアセッションで披露されたデモプレイだけでも、ハンドガンやショットガン、マシンガン、ライフル、手榴弾など多種多様。それぞれ実際の銃を参考にしてモデリングされており、かなり実物に近いできだ。

 

さらにそれぞれの銃が照準器などのパーツやスプレーでの着色でカスタマイズ可能。そのためゲーム内に登場する銃の数は「a lot(数え切れない)」(ライト氏)ほど。

こだわりは銃火器のディテールだけでなく、最近のハリウッド映画でも人気の「ガンフー」と呼ばれるガンアクションをゲーム内で再現できること。ポール・マックギルブレー氏のデモプレーでは、銃を指で回す「ガンスピン」や空中にマガジンを放り投げてセットするなど、まさに映画のようなアクションを披露した。

 

二丁拳銃のプレイを披露しているマックギルブレー氏

ちなみにデモンストレーションではPS Moveを2本使って行われたが、ゲーム自体はDUALSHOCK 4でもプレイ可能。筆者もテストプレイをPS Moveで行ったが、ガンアクションという点ではPS Moveのほうがリアル感は高いと感じた。

 

筆者もプレーしてみたが、ゲーム中のガンアクションが実に楽しい!

 

基本的には障害物に身を隠しながら敵と撃ち合い倒していく。特徴的なのは一般的なFPSと違い、PS Moveの位置トラッキングにより、銃の位置が動かせる点。そのため、敵を視認しながらでなくても障害物に隠れつつ、銃だけ出して撃つなんてこともできる。

それこそ、ビリヤード台や小さいコンテナなど、背の低い障害物にしゃがんで隠れながら、銃を上から出してバンバンバン!!!と撃つのは、スパイアクション映画さながらだ。

ライト氏はゲーム内容について「シナリオ自体は5時間から7時間くらいでクリアできるボリュームにする予定。ただしアイテムの入手などやり込み要素も多く導入するので、何回もリプレイして楽しんで欲しい」と語っている。発売時期などはまだ明らかにされていないが、発売されればPS VRのキラーソフトになりそうなゲームだ。

© Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by SIE London Studio.

 
(文 中山智/編集 花茂未来

 
 
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ライアン・マークス リベンジミッション

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