日本HP、バックパックPCと新型VRゴーグルを7月中旬に発売 PCはGeForce RTX 2080搭載

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日本HPは13日、VRゴーグル用のバックパックPC「HP VR Backpack G2」とVRゴーグル「HP Reverb Virtual Reality Headset プロフェッショナルエディション」をそれぞれ7月中旬に発売すると発表した。価格はVR Backpack G2が36万円、Reverb Virtual Reality Headset プロフェッショナルエディションが6万3500円。

 

 

HP VR Backpack G2

ひとくちにVRゴーグルといっても、PCやゲーム機、スマートフォンに接続して使うものや、単体で動く一体型などさまざまなタイプがある。このうち、複雑なCGの描画や映像の高精細さを求めるとハイエンドのPC向けVRがベストだが、現状、基本的にはケーブル付きで運用するタイプが主だ。

そうしたハイエンドを求めるケースで、背中に背負って使えるバックパックPCを導入すると、動き回っているうちにケーブルが絡まるなどの煩わしさを軽減できる。

 

 

VR Backpack G2では、第8世代インテル Core i7とNVIDIA GeForce RTX 2080を採用し、全世代と比較して処理能力が約30%、グラフィック性能が約25%それぞれ向上したとのこと。ドッキングステーションも付属しており、外部のディスプレーを用意してデスクトップPCのように使えるうえ、VESAマウントキットでディスプレー背面にマウントさせることも可能だ。

 

ハーネスが取り外して洗えるようになったので衛生面が向上した。バッテリーはホットスワップが可能だ

 
●主な仕様
・CPU:インテル Core i7-8850H(2.6GHz/ターボブースト時4.3GHz、9MB L3)
・メモリー:32GB(DDR4 266MHz non-ECC 16GB×2、空きなし)
・ストレージ:1TB TLCドライブ(M.2接続SSD)
・グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 2080 8GB GDDR6グラフィックス
・サウンド:DTS Headphone X、Realtek ALC3866-CG
・ネットワーク:本体側 IEEE 802.11ac+Bluetooth 5.0、ドッキングステーション側 10/100/100BASE-T
・インターフェース:
バックパック本体 上部:USB Type-CTM 3.1 Gen2×1(ThunderboltTM 3対応)、USB3.0×2、Mini-DisplayPort 1.4× 2、Thunderbolt (USB Type-CTMコネクタ)×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、ヘッドマウントディスプレイ用電源 コネクタ×1
左側面:電源コネクタ×1
右側面:USB3.0×2、RJ-45×1(Intel® I219-LM PCIe® GbE)
底面:ドッキングコネクタ×1、外付けバッテリー接続用コネクタ×2
ドッキングステーション
前面:USB3.0×2、USB Type-CTM 3.0×1
背面:USB3.0×3、HDMI 2.0×1、DisplayPort×1、電源コネクタ×1、外付けバッテリーパック充電用コネクタ×1、Kensington Cable Lock用スロット、オンボードネットワークコネクション RJ-45×1
・本体サイズ:幅236.4×奥行き60.9×高さ333.5mm
・重量:2.60kg(バックパック本体)、4.658kg(外付けバッテリーを含むバックパックキット装着時)
・付属品:ドッキングステーション、ハーネス、外付けバッテリー x 2 、PC本体接続用バッテリーホルダー、外付けバッテリー充電ステーション、VR 3-in-1ケーブル、HP 330W HP Smart AC アダプター(VR Backpack本体用)、HP 180W HP Smart AC アダプター(外付けバッテリー充電ステーション 用)、電源コード、保証書など
・保証:3年保証(内蔵バッテリー、外付けバッテリーパックは1年間保証)

 

HP Reverb Virtual Reality Headset プロフェッショナルエディション

海外で先行販売していた製品で、片目で2160×2160ドット/90Hzの液晶ディスプレーを採用し、視野角は114度を実現。PCとの接続はケーブルが必要なものの、外部センサーを利用せず、本体内蔵のセンサーでポジショントラッキングを実現してくれる。顔に当たる部分のクッションは取り外して洗える。対応するプラットフォームは、Windows Mixed RealityとSteam VRだ。

 

*追記:実機を体感してみたところ、頭の固定方法はOculus Riftに近い頭とこめかみの部分のマジックテープを剥がして密着させる方法だった。軽量でつけ心地はいいと感じたものの、ハードウェア的にIPDの調節機構は用意されていなかった点が少し気になった。内蔵センサーによるトラッキング方式は、基本的に同社の前世代と同じとのこと。

 
●主な仕様
・解像度:2160×2160ドット(片目)、90Hz
・視野角:114度
・付属品:3.5mヘッドセット接続用ケーブル(VRバックパックとの接続時に使用)、モーションコントローラー×2、DisplayPort-MiniDisplayPortアダプタ×1、ドキュメント
・サイズ:幅84×奥行き177×高さ55mm
・重量:0.43kg(ケーブル含まず)
・保証:1年保証

 
 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
ニュースリリース
HP VR Backpack G2
HP Reverb Virtual Reality Headset プロフェッショナルエディション
日本HP

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