ついにヴェールを脱いだ! 先端技術てんこ盛りの「VR ZONE SHINJUKU」内部を写真レポート
いよいよ7月14日に新宿歌舞伎町にオープンするVRエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」。本日12日、その内部が初めてプレス向けに公開されたので、まずは屋内の写真をがっつりお届けしよう!
場所はTOKYU MILANO跡地。
映画館などが入っている新宿東宝ビルのすぐ近くになる。
●VR ZONE SHINJUKU概要
・場所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
・営業時間:10〜22時(最終入場時間が21時)
・休業日:年中無休
・チケット:14種類から4つのアクティビティを選んで遊べる「1day4チケットセット」が4400円。当日入場が可能なときのみ発行される大人チケットが800円。13歳未満の子供チケットが500円。
*小学生未満の入場は無料。13歳未満の入場には16歳以上の保護者2名の同伴が必要(保護者は1day4チケット必須)。チケットはVR ZONEのサイトから購入可能だ。
●チケットについて
・13歳以上は「1day4チケットセット」で4色のチケットをもらい、各色に割り当てられたコンテンツを1つだけ体験可能。
RED Ticket:脱出病棟Ω、ハネチャリ、絶望ジャングル
BLUE Ticket:ガンダムVR、エヴァンゲリオンVR、ドラゴンボールVR
YELLOW Ticket;マリオカートVR、高所恐怖SHOW、ボトムズVR
GREEN Ticket:スキーロデオ、アーガイルシフト、釣りVR
・混雑状況によって、枚数限定で「VRアクティビティ当日チケット」が1200円で購入できる。
・枚数限定で優先体験が可能な「エクスプレスチケット」が1000円で購入可能。
・VRゴーグルなしで小学生以上が遊べる「パニックキューブ」「トラップクライミング」「ナイアガラドロップ」については、施設入場後に各1000円で購入可能。
フードコートや無料コンテンツも揃う1Fゾーン
1、2階のフロアレイアウトはこんな感じ(クリックで拡大可能)。15のコンテンツのうち、「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」を除く14のコンテンツが体験可能だ。
入ってすぐのところにあるのが、大木にプロジェクションマッピングをあしらった「CENTER CORE」。VRがコンセプトの施設なのに、まずリアルのデカさと演出で度肝を抜かれる。
毎時00分に素敵な演出が起こるのでぜひチェックしておくべし!
そのCENTER COREの左手、出口付近にはショップが。グッズやお土産が購入可能だ。
右後ろを振り返ると、ロッカールームがあります。
すごい数! 荷物を預けて気兼ねなく遊べるのが◎
「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。地上200mにエレベーターで上がって、突き出した板の先にいる猫を救出するというアトラクションだ。
まだ製作中で8月稼働予定の「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」。20×12mの専用アリーナで、4対4でチーム対戦が可能なアトラクションだ。
奥には体験無料(!)の「世界のオススメVRコーナー」を用意。HTC VIVEでお絵かきソフト「Tilt Brush」、発売されたばかりの「FRONT DECENSE」が遊べる。
さらにPlayStation VRの「サマーレッスン」が無料で遊べるゾーンも(レビュー記事)! これだけでもスゴくないか!
小学生以上が遊べる「巨大風船爆発ルーム パニックキューブ」。入場後に1000円を払って体験。
監獄のようなブースが3つ用意されており……。
2〜4名でブースに入って、写真の通りバルーンが爆発する前に、壁に表示された数字のうちある条件を全部押すというミッションをこなす。
そう、テレビ番組とかでよく見るバルーンですが、爆発するとすんごい音がしてかなり怖いです! 爆音ため子供はイヤーマフを装着するとのこと。親子で楽しめるこのコンテンツ素晴らしいです。
右奥には、カフェディナーゾーンを用意。オシャレすぎる!
壁にはプロジェクションマッピング! これだけで1日子供が遊べそう。
さらに机にまでプロジェクションマッピング!
さらにさらに! プロジェクションマッピングの海辺席も用意。
実際の砂が敷き詰められていますので、素足でいきましょう。
クジラが出て来たり、実際に波打ち際を歩くと水辺が反応したり。
気分ではなく、まさにリゾートです。フードとドリンクの詳細レポートは別途こちらでチェック。
奥にはプロジェクションマッピングを活用した壁を登る「トラップクライミング」や、スライダーの「ナイアガラドロップ」も。各1000円。
めっちゃ楽しそう……!
取り乱す声が響き渡る2Fゾーン
2階には青く輝く階段からアクセスできます。
キャッチコピーである「さあ、取り乱せ。」が壁にあしらわれています。
さらに上がったところにも。「どんだけ取り乱させたいんだ……」というのは、実際体験していただくとわかるはず。
2階から見る景色も絶景です。
エヴァのパイロットの代わりとして使徒と戦う「エヴァンゲリオンVR The 魂の座」。地下のネルフ本部から射出されるシーンも体感できて、それだけでもテンションが上がります(過去のレポート記事)。
カートを駆使して最大4人でサーキットを駆け抜ける「マリオカート アーケードグランプリVR」。手でアイテムをつかんで、360度好きな方向に投げられるのが新しいです(過去のレポート記事)。
待機列エリアなどもきちんと用意されています。待つのが苦手な人は、枚数限定で1000円のエクスプレスチケットをゲットしておくべし。
巨大ロボのパイロットとなって出撃シーンや戦闘を堪能できる「VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト」。アシスタントとして、同じコックピットにいるアイネちゃんがかわいいです。
トレーニングを経て、4人でかめはめ波を打ち合えるという「ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波」(レポート記事)。
面で置かれた空気砲アレイを使って、相手が撃った「かめはめ波」の衝撃を再現。1人につき5つのVIVEトラッカーを装着して、体の動きなどをVR内に再現している。
ゲームというよりは、現実の釣り体験を目指した「釣りVR GIJIESTA」。
「ガンダムVR ダイバ強襲」。ガンダムの手に乗って、ザクから守ってくれるという、ザクの怖さが存分にわかるコンテンツに仕上がっています(過去のレポート)。
その作中で放たれる実物大のザクマシンガンの砲弾も!
ジャングルの奥地に墜落した飛行機の生存者を確認するために、スタンディングスクーターを走らせる「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」。バッテリー残量を気にしつつ暗闇の中で見えない恐竜に怯えて進むのがめちゃくちゃ怖い!
作中に出てくるアーマードトルーパーというロボットに乗って2人で戦う「装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎」。シミュレーターなのでライフゲージはなく、1発でやられることもしばしばというシビアな設定です。
最恐のVRコンテンツとして多くの体験者を恐怖のどん底に突き落として来た「ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)」。以前、PANORAでもレポートした有野いくさんの本気絶叫でぜひチェック。
人力飛行グライダーを漕いで目的地を目指す「極限度胸試し ハネチャリ」。浮遊感が抜群に気持ちいい&怖い!(過去のレポート)
絶壁をスキーで滑り降りる体験が可能な「急滑降体感機 スキーロデオ」。風を切って進むのが気持ちいのですが、ルートを誤ると谷底にダイブ……。
……といった感じで、てんこ盛りどころじゃないボリュームのアトラクションだ。目立ったアトラクションのレポートと、コヤ所長、タミヤ室長へのインタビューは別途お届けします!
(TEXT by Minoru Hirota)
*VR ZONE SHINJUKU 12日内覧、14日グランドオープンの記事まとめはこちら
●関連リンク
・VR ZONE SHINJUKU