Mirrativ、アバター機能「エモモ」を全ユーザーにテスト提供開始 今後は外部モデル持ち込みも
ミラティブは、同社が提供するライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」において、全ユーザーに、スマホ1台で誰でもバーチャルYouTuberのように生配信ができるアバター機能「エモモ」のテスト提供を開始した。
「エモモ」は、スマホ1台で誰でもバーチャルYouTuberのように生配信ができるMirrativ内のアバター機能だ。8月1日よりクローズドβテストにて一部ユーザーを対象に提供し、開始1か月で利用者が1万5000人を突破。9月現在の国内VTuber人口はおよそ4500人ほどと推測されており、これを大きく上回る大きな反響を生んでいる。今回の全ユーザーへの提供開始によって、利用者のさらなる増加が予想される。
▲「エモモ」紹介動画
VRM形式の3Dモデルでのテスト配信
8月31日に、「upd8」に参加するVTuber「由縁ミナ」ちゃんがVRM形式の外部3Dモデルを用いたリアルタイムの試験配信を実施。新機能となる「感情表現」を使い、会話に合わせた表情や仕草を披露。また、ゲームプレイの生配信を行うなど、ユーザーとの双方向コミュニケーションを実現した。
▲「由縁ミナ」ちゃんの試験配信の様子
さらに9月4日には、スマホ向けゲーム「共闘ことばRPG コトダマン」のキャラクターである「ニューワード」が同様の試験配信を実施。当日の様子は同社のブログにて紹介しているのでぜひチェックしてみてほしい。
▲「コトダマン」のキャラクター「ニューワード」による配信の様子
▲「ニューワード」の配信の様子は動画でも紹介中
同社は、引き続きVRM形式による外部3Dモデルの持ち込みを推進し、VRデバイスを使わないカジュアルな形でのバーチャルキャラクターの運用と、そのファンのコミュニケーション機会を創っていくとしている。
エモモ
・利用方法
- スマートフォンにて「Mirrativ」アプリをインストール
- アプリ起動後「エモモ」βテスト参加希望の質問が表示されるので、参加希望をタップ
・機能:
- 配信者の声(音)に合わせてキャラクターの口が動作
- キャラクターの目・口・輪郭・髪型・髪・肌の色・洋服とカラーバリエーションを自由に選択可能。
- エモモの表示中、画面上で指をスライドすると「挨拶」「喜ぶ」「悲しむ」などの感情を表現。
- ゲーム配信画面では、視聴者の画面上でスマートフォンを持った配信者のエモモキャラクターが表示・動作。
【Mirrativのインストール】
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・Mirrativ ウェブサイト
・Mirrativ 公式Twitter
・由縁ミナ&アヤ YouTubeチャンネル
・由縁ミナ 公式Twitter