係員なしでHTC VIVEのデモ体験ができる「セルフVRステーション」TSUTAYA馬事公苑店から導入開始
デジカは、12月27日より東京都世田谷区にあるTSUTAYA馬事公苑店において展開を開始したVRコンテンツの無料体験スペースにおいて、HTC VIVEの「セルフVRステーション」を国内で初めて導入した発表した。これまでHTC VIVEのVRデモ体験には必ず係員が必要だったが、Valve開発による「セルフVRステーション」によって、体験者のみでより手軽なVRデモ体験が可能となる。
「セルフVRステーション」のコンテンツには、ステーションのチュートリアルのほか、実際に体験できる4つのアプリケーションを用意。これらのソフトウェアはすべてSteamと連動しており、対応コンテンツを自動的にセンター側から更新することが可能だ。
また、今後はデジカ提供のVIVE予約システムとも連動を予定。ユーザーがオンラインで体験予約を行い、実際に店頭へ来て体験するまでの「完全自動化」を目指す。VR体験を説明員不足などの理由によって見合わせてきた企業に対し、新たなソリューションを提供することで、VR体験の裾野を全国へと広げていくことを目的としている。
第1弾として、TSUTAYA馬事公苑店に2台のセルフスVRステーションを導入(関連記事)。まだVRに馴染みのないユーザーに対してもVRが体験し易い環境を整えていくことを両社で目指したいとしている。さらに、VR関連機器の取扱を行うドスパラと協業した「セルフVRステーション」の完全国産化を目指す。
今回の「セルフVRステーション」は、日本国内の店舗サイズ向けのローカライズや改良を行い、今後は全国販売が行われる予定だ。販売時期などの詳細は決まり次第改めて発表するとのこと。
●関連リンク
・デジカ ウェブサイト
・ドスパラ ウェブサイト
・TSUTAYA馬事公苑店 店舗案内ページ
・HTC VIVE 公式サイト
・HTC Vive VR体験事前予約システム 特設ページ