セガゲームズ、スマホゲーム利用動向調査を発表 利用者数は横ばい
セガゲームスは、国内におけるスマートフォンゲームの利用動向の把握を目的に、15~69歳の男女4400人を対象とした調査を2017年12月に実施。
2月28日に、この結果をまとめた「スマートフォン・スマホゲーム利用動向調査2017年12月」の概要を発表した。
調査項目は、以下の6つ。
1.スマートフォンの所有率・所有者推計人口
2.各種ゲームの利用人口推移 ※以降、スマホゲームユーザー/非スマホゲームユーザー別データ
3.スマホ所有者のデモグラフィック
4.1日のスマートフォンの利用時間内訳
5.年代別の1日のスマートフォンの利用時間
6.年代別の1日のスマートフォンとテレビの利用時間
同調査によると、2017年12月における15~69歳男女におけるスマートフォン所有率は75.6%で、所有者の推計人口は6486万人。これは2017年6月に同社が行った前回調査と同水準とのこと。
また、スマホゲーム利用者の推計人口は3480万人で、スマートフォン所有者同様、大きな変化は見られないという結果となった。
同調査では、スマホゲームユーザーと非スマホゲームユーザーのテレビの利用時間の比較も行っている。
スマホゲームユーザーは、非スマホゲームユーザーに比べ、すべての世代において、スマートフォンの利用時間だけでなくテレビの利用時間も長いという結果になった。
また、スマホゲームユーザー、非スマホゲームユーザーのいずれも、年代が低くなるほどスマートフォンの利用時間が長くなり、年代が高くなるほどテレビの利用時間が長くなる傾向にあるという調査結果も出ている。
この調査は、セガゲームス内でスマートデバイス、スマホゲームに関する市場調査/分析を行っている「ゲームスタイル研究所」が実施したもの。なお、より詳細な調査内容は、ゲームスタイル研究所のホームページから2月28日よりダウンロードすることができる。
●調査概要
調査目的:日本国内のスマートフォン・スマホゲームの利用動向の把握
調査手法:外部調査会社に登録のモニターに対するインターネット調査 (調査会社:株式会社マクロミル)
調査対象者:15歳~69歳の一般男女
回収サンプル数:4400名 ※
調査時期:2017年12月
調査企画/分析:株式会社セガゲームス ゲームスタイル研究所
※除外業種:調査会社・マスコミ関連
※本調査データに対して、総務省統計局が公開している2017年11月時点の全国の人口構成比を基準にウェイトバック集計を実施している。本レポートの集計データはウェイトバック済みのデータである。
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
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