ASUS、「Radeon RX Vega 64」搭載ビデオカードを12月22日に発売
ASUS JAPANは12月21日、AMDのハイエンドGPU「Radeon RX Vega 64」を搭載したビデオカード「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」を発売することを発表した。
12月22日発売予定で、価格はオープン価格となっている。
「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」は、VRと4Kゲーミングに適したパワフルな性能を有するビデオカード。
本製品は2.5スロットを占有する形状になっており、従来の2スロットモデルと比べ、熱用ヒートシンクの表面積が40%大きくなっている。加えて熱伝導性を改善した銅製ヒートスプレッダも搭載し、冷却性能をより高める設計。
冷却ファンには防塵規格のIP5Xに対応する「IP5X対応防塵ファン」を3基搭載。粉塵が浮遊する環境であっても問題なく動作でき、ホコリが集まりやすいPCケースの中でも、長期間にわたって性能が劣化し辛いとしている。
このファンは、独自形状の「ウイングブレード」を搭載し、同じ回転数でも一般的なファンよりも強力な風を送ることができるとのこと。
GPUの温度が低いときに自動でファンを停止する「ゼロノイズ機能」を搭載しており、低負荷時の騒音を抑えることもできる。
ベースクロックは1298MHzで、ブーストクロックは1590MHz、メモリクロックは945MHz。ビデオメモリは8GBで、出力インターフェースにはDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1を搭載している。
また、リアルタイムハードウェアモニタ&OCツールの「GPU Tweak II」と、ゲーム動画の配信を行える「XSplit Gamecaster」のライセンスを付属。
GPU Tweak IIでは、ビデオカードの状態を細かく把握でき、また詳細なオーバークロックの設定も行える。ビデオカード自体の設定のほか、Windowsのバックグラウンドで動いているサービスプログラムを停止させて、より多くのCPUパワーをゲームに使用させる機能も搭載。
XSplit Gamecasterはゲーム画面をリアルタイムにインターネット配信できるソフトで、1年間のプレミアムライセンスが付属している。動画配信のほか、ゲームのフレームレートやGPU負荷などをゲーム中にリアルタイムに表示する機能もある。
●ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING製品概要
グラフィックスコア:AMD Radeon RX Vega 64
ブーストクロック:1590MHz
ベースクロック:1298MHz
メモリクロック:945MHz
メモリインターフェース:2048bit
ビデオメモリ:8GB HBM2
出力インターフェース:DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1
補助電源コネクタ:8ピン×2
価格:オープン価格
予定発売日:12月22日
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING