高校生以下によるプログラム大会「Unityインターハイ2017」開催決定 ルール改定で開発テーマなしに
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、高校生・高専生(3年生以下)および小・中学生を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2017」を開催すると発表した。開催決定にともない募集要項も発表されている。
「Unityインターハイ」は高校生・高専生以下の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会だ。応募作品はゲーム分野のエキスパートたちによって審査され、予選審査を通過した作品は2017年10月22日に東京・秋葉原にて行われるプレゼン発表会に進出。開発メンバーによるプレゼンが行われ、最終審査を経て優勝作品が決定される。
第4回を迎える2017年大会は、一部のルールが改定されている。参加校や開発チームは年々増えており、「1年を通して目標を持って作品開発したい」「もっと大人数で開発をしたい」という声が多く寄せられていた。それらの要望に応えるべく、「チームメンバーは何人でもよい」「作品開発のテーマはなく、いつでもインターハイを目標に開発をスタートできる」ことになった。
●応募資格(一部掲載)
・2017年度に在籍している高校生、高専生(3年生以下)、および中学生や小学生であること。年齢制限なし。
・Unityインターハイは学校対抗の大会であるため、作品開発・応募は、プレゼン発表会当日に同じ学校に在籍しているメンバーだけでチームを構成すること。
・チームメンバー数に制限はなし。ただし、正式登録する代表者はリーダー1名、メンバー2名までとする。ウェブ掲載やプレゼン発表会出場で名前が公開されるのは代表者3名となる。
・作品開発のテーマは特になし。自由な作品開発が可能。
作品申し込みの注意点などの詳細は公式サイトを必ずチェックしよう。
また、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンでは、Unityインターハイへの出場や上位入賞を目指す学校におけるゲーム開発を行う部活動の支援・サポートを行っている。高等学校・高等専門学校および小・中学校でのプログラミング教育の活性化を目的としており、無償の講師派遣やUnity関連書籍のプレゼントサービスを実施している。
生徒・学生は、部活動の顧問の先生や、コンピュータに詳しい先生などを通じて申し込み・問い合わせを行おう。教員・学校関係者は、Unityを指導できる人がいない場合や参考書籍などがない場合も含めて、気軽に問い合わせることにより、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのスタッフによる丁寧な返答・対応が行われる。
●サポート応募資格
・文科省認可の高校または高等専門学校、小・中学校であること。
・学校から正式に認められる部活動(または同好会・愛好会等)として発足すること。
・Unityを扱える機材や部室等の環境があること。
・活動部員数が最低5名以上であること。
・Unityインターハイへのエントリーを行うこと。
・Unityからの講師派遣実績が今までないこと。
●関連リンク
・Unityインターハイ2017 公式サイト
・部活動支援サポート 問い合わせ・申し込み(Googleドキュメントフォーム)