「cluster.」正式版スタート 2億円の資金調達を実施、エイベックスと提携でエンタメ拡大へ

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本日より正式版サービスがオープンとなったVRソーシャルルームアプリ「cluster.」を運営するクラスターは、シリーズAラウンドで、総額約2億円の第三者割当増資を実施したと発表した。引受先は、エイベックス・ベンチャーズ、ユナイテッド、ディー・エヌ・エー、Skyland Venturesの4社および個人投資家。エイベックスとは資本業務提携も行われた。

 
今回投資を行ったエイベックスの松浦勝人氏、ユナイテッドの手嶋浩己氏、ディー・エヌ・エーの原田明典氏からコメントが届いているので以下に紹介する。

 
●エイベックス・グループ・ホールディングス 代表取締役社長CEO 松浦勝人氏 コメント
「先日の第1回 avex Enter-Tech ピッチイベントにおいて、クラスターが有する高い技術力のみならず、加藤社長の溢れんばかりの情熱を肌で感じ、自分から審査員賞を出させていただいた。今後、クラスターが有するVRのプラットフォーム技術とavexの既存事業とがさまざまなシナジーや化学反応を起こし、全く新しいライブやイベントの形が生まれて行くことを強く期待している」

 
●ユナイテッド 取締役 兼 常務執行役員 手嶋浩己氏 コメント
「クラスター社及びその経営幹部には、この仮想空間上のコミュニティサービスをやる必然性があり、そこには退路を絶った覚悟を感じました。VRという文脈の追い風を受けつつ、本質的に自分たちがやりたいことを研ぎ澄ませ、結果を出してもらいたいです。私も経営的な観点でサポート出来ることは全力で支援していきたいと思います」

 
●ディー・エヌ・エー 執行役員 原田明典氏
「VRはエンドユーザーの環境としてはまだまだ端緒についたところですが、今後どういうユースから普及していかと考えた時に、映像やゲームといった純粋なコンテンツだけでなく、他の人と交わるソーシャルな空間というのも可能性があると思われます。共感や一体感と言ったものも従来のネットサービスのレベルを一段超えた体提供されることを期待しています」

 

また、クラスターは今後の事業拡大のため、エイベックスとの資本業務提携を実施。今後「cluster.」とVRを一般ユーザーへ訴求していくためには、有力なコンテンツホルダーと提携して独自のVR体験を作っていく必要があるとし、その観点で、アーティストやアニメ、2.5次元アイドルと多岐に渡ったコンテンツを有するエイベックスと提携し、新しいエンタメ体験の創造にチャレンジしていきたいとしている。

 
同社は、VRライブエンターテイメント市場でのサービス提供を目的とした提携を進めており、5月12日には秋元康氏らが資本参画しているパルスとの業務提携も発表している(関連記事)。

 
尚、本日より正式版がサービスがオープンとなった「cluster.」だが、今回のタイミングでは一般ユーザーは参加費無料のイベントのみ開催することが可能となり、有料チケット機能は個別に提供していく予定とのこと。今後一般ユーザーによって有料イベントが開催できるようになるのかにも注目したい。

 

初期の対応機種は、Oculus Rift、HTC VIVEのVRゴーグル2種に加えて、MacとWindowsのPCとなる。その他のデバイスにも順次対応予定だ。

 
●関連リンク
cluster. 公式サイト

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