極薄ノートPCでもVRが動かせる! Thunderbolt 3接続の「Razar Core」国内販売がスタート
デジカは8日、Razer製の「Razer Blade Stealth、および「Razer Blade」シリーズのノートPCに対応した外付けビデオカードエンクロージャーケース「Razer Core」の国内販売を開始したと発表した。RazerStore.comのみの取り扱いで、価格は6万1800円。数量限定となる。
Razer Coreは、別売となるPCI-Express x16接続のビデオカードをセットし、Thunderbolt 3(端子形状はUSB Type-C)ケーブルでRazer Bladeシリーズに接続することで、内蔵グラフィックスより高画質な表示を実現できる製品だ。対応ビデオカードは、最大サイズが幅310×高さ152×奥行き44mmで、最大消費電力が375W。
プラグアンドプレイに対応しているのでOSを再起動せずに利用可能なうえ、4基のUSB 3.0とイーサネットを備えており、さらにさまざまな周辺機器をつないでドッキングステーション的にも使える。本体サイズは幅104.9×奥行き339.9×高さ218.4mmで、重量は4.94kg。消費電力は500W。
また、オンラインショップ「RazerStore.com」にて、RazerのノートPCを購入したユーザーを対象に、Razer Coreが1万2800円引きとなる優待販売を実施する。
Oculus RiftやHTC ViveといったPC向けVRゴーグルでは、GeForce GTX 970以上/Radeon R9 290以上という高性能なグラフィックカードが必要になる。このため、ノートPCで動作させようと思うと、デスクトップ向けグラフィックチップを搭載した重い製品を使うことが多かったが、Razar Coreを利用することで、普段はウルトラブックのRazer Blade Stealthとして使い、必要に応じて外付けケースを持ち運ぶ、といった運用が実現できるようになった。
●プラグアンドプレイ対応検証済みビデオカード
・AMD RadeonTM RX 480
・AMD RadeonTM RX 470
・AMD RadeonTM RX 460
・AMD RadeonTM R9 Fury
・AMD RadeonTM R9 Nano
・AMD RadeonTM R9 300 Series
・AMD RadeonTM R9 290X
・AMD RadeonTM R9 290
・AMD RadeonTM R9 285
・NVIDIA GeForce GTX 1080
・NVIDIA GeForce GTX 1070
・NVIDIA GeForce GTX 1060
・NVIDIA GeForce GTX Titan X
・NVIDIA GeForce GTX 980 Ti
・NVIDIA GeForce GTX 980
・NVIDIA GeForce GTX 970
・NVIDIA GeForce GTX 960
・NVIDIA GeForce GTX 950
・NVIDIA GeForce GTX 750 Ti
・NVIDIA GeForce GTX 750