音を視覚化するVRホラーアドベンチャー「Stifled」 ついにPS VR版が登場!

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1月19・20日の2日間、台湾・台北市の世界貿易センターでは「台北ゲームショウ」のビジネスデイ「B2B Zone」が開催された。ここではインディゲームや台湾のゲームスタジオを中心としたビジネス寄りの出展が行われた。

 
まず目についたのは地元・台湾に根差したVR HMD、HTC Viveが大量投入されてる中に、一体のPlayStation VR。そこでプレイされていたのはシンガポールのゲームスタジオ、Gattai Gamesの「Stifleds」。東京ゲームショウ2016にも出展されていたが、今回はPS4+VRでVR版を、PC版でノーマル版を展示していた。

 
Stifled02

一人称視点のアドベンチャーゲームで、スタートするといきなり車の横転事故に巻き込まれる。暗くて視界のない森へと進んでいくと……画面はワイヤーフレームになっていく。そして、音によって視界が拡がっていく、不思議な映像となる。森の中には浄水場らしき施設がありそこを進んでいくが、途中から不気味な叫ぶとともに赤いワイヤーの画面になる。どうやら危険な何者かがそこにいるらしい。赤い叫びにビクビクしながら橋を渡ろうとするとそれは崩れて……というところで今回のデモは終了する。

 

Stifled ティザートレーラー

 
音を出すことによって状況を把握して進んでいくという探索に近い様相と、何かの「脅威」がいるもののそれが何かはわからない、というシステムによって怖さを引き出していく新しいシステムのホラーアドベンチャーとなっている。音は歩く時の音だけでなく、ボタンで能動的に音を出したり、マイクに向かって話すことでも出すこともできるが、能動的に出した音は他者にも気づかれる可能性がありそうなので注意されたし。

 
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こんな感じの表現です

 
なお、今回の台北ゲームショウではIndie Game Awardsが設立され、本作はBest Innovetion Awardを受賞している。本作はPlayStation VRとSteamで発売予定。日本語ローカライズの予定もあるそうだ。さらに台北ゲームショウ一般公開日においてもIndie House(インディーゲームエリア)での体験も可能となっている。

 
 
(C) Gattai Games 2014, All rights Reserved.

 
 
(TEXT by Shogo Iwai)

 
 
●関連リンク
台北ゲームショウ公式サイト(英語)
Stifled 公式サイト(英語)

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