「サマーレッスン」アジア進出! 原田・玉置両氏の笑いあふれるステージを濃厚レポート
今回の台北ゲームショウにおいてVR系で一番のニュースといえば、やはり「サマーレッスン」のアジアデビューだろう。試遊台はバンダイナムコエンターテイメント台湾ブースとSIETブースで計4台を設置、さらには両社でステージイベントが行われるという力の入れようだ。
SIETブース。PS VRタイトルが複数台置かれているのは「バイオハザード7」と「Farpoint(仮)」と「サマーレッスン」だけ。力が入っていることを証明している。
こちらはバンナムブースでの「サマーレッスン」試遊エリア。ひかりちゃんの部屋を再現!?
日曜日には先述した通り、バンダイナムコとSIETの両ブースでステージイベントが行われた。まずはバンダイナムコエンターテイメント台湾ブースのイベントから紹介する。
バンダイナムコエンターテイメント台湾でのステージイベントは、いわゆる「生主」が司会となってプロデューサーに話を聞く、というスタイルになっており、「サマーレッスン」では老皮氏が担当した。
台湾は初めてという「サマーレッスン」プロデューサー/ディレクターの玉置絢氏。
「サマーレッスン」の概要説明がひとしきり終わった後、「サマーレッスン」の面白さは体験しないとわからない! ということで老皮氏にPS VRを装着させ、日曜日の面談シーンをプレイすることに。
ひかりちゃんが一度部屋から出ていくシーンでは「こわくないよー、あやしくないよー」と老皮氏が叫ぶ一幕も。
月曜日のレッスン方針決定シーンのUIの説明をしたところで、まずは体験終了。ここまでは試遊台で遊べるところなのだが、もっと先が見たい! ということで追加コンテンツの「デイアウト」の神社のシーンをプレイすることに。ここではひかりちゃんにスポーツドリンクを渡したりうちわをあおぐシーンを体験。
上司の株を取った「クロスモーダル現象」の説明なども入れ込み、「サマーレッスン」の楽しさを台湾のファンに伝えることができた模様。
夕方からはSIETブースでのステージイベント。今回はチーフプロデューサーの原田勝弘氏も登場するということだが……。
玉置氏が真摯に説明する中、上司である原田氏はなんと部下いじりを始めるという暴挙に。恋人がいないのでそんなこと(女の子にかゆみ止めの薬を塗る)やったことないだろとか、台湾にはきれいな女性が多いので恋人募集中ですなど、お堅い雰囲気になりがちだった今年の台北ゲームショウ・SIETブースのステージイベントの一服の清涼剤になっていた、気がします、たぶん。
そして阿達氏にも日曜日の面談を体験してもらうことに。とても楽しそうな阿達氏だが、原田氏が一言「あなたは家庭教師には向いてませんね」。なんてひどいことを言いますか(笑)
玉置氏による説明が終わった後、おもむろにジャンパーを脱ぎだす原田氏、すると中からは原田氏の第2のトレードマークとなったアイマスの伊織Tシャツ! そして「会社からの依頼で……」と言って「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」繁体中国語版のPVがスタートした。
昔このTシャツを着た平八(の特殊メイクをした原田氏)見た……。
「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」中国語版も春発売。早期購入者特典のリストバンドやテーマも付属する。
「アイドルマスター」シリーズプロデューサーのガミPこと坂上陽三氏がビデオレターで登場。追加コンテンツもローカライズすることを確約した。
春には「サマーレッスン」「アイマス シンデレラVR」に加え、「鉄拳7」も発売されるのでお財布(の中身)の準備をして待ってくださいとアピールする原田氏。玉置氏も「学校や会社で疲れて帰ってきたらひかりちゃんに会いに来てください」とアピールし、台湾でのイベント活動は終了した。
なお、アジアで発売されるバージョンは日本語音声・繁体中国語、韓国語、シンガポール英語字幕となっている。台湾などアジア地域の発売形態はパッケージ版の発売も含めて検討をしているということだ。家教老子(「サマーレッスン」内ではこういう)がアジアにも浸透していくことに期待したい。
*おまけ
バンダイナムコエンターテイメント台湾ブースにはグリーンバックで好きなゲームを背景に写真が撮れるフォトブースを設置。「サマーレッスン」はもちろん、「鉄拳」「エースコンバット」「ソード・アート・オンライン」のフレームも用意されていた。
(C) BANDAI NAMCO Enterteinment Inc.
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・バンダイナムコエンターテイメント台湾公式サイト(繁体中国語)
・PlayStation Taiwan(繁体中国語)
・「サマーレッスン」公式サイト
・バンダイナムコエンターテイメント公式サイト