高難度「VR実写映画」製作も 国際映像製作スタジオ「NOMA」始動、各国の映画祭にもエントリー
日本、アメリカ、ロシアなど、国や企業を越えて集まった映画クリエイター・アーティスト・研究者らによる国際映像製作スタジオ「NOMA」の結成・始動が発表された。作品製作は今年4月から水面下で進められており、難易度が高いといわれる「実写VR映画」も製作。「サンダンス映画祭2017」をはじめとする各国の映画祭に作品をエントリーしている。
「NOMA」の発起人は、EDLEADの監督・プロデューサーである太一氏。各分野のスペシャリストが約150名所属している。監督・プロデューサー・アクター・シネマトグラファー・作曲家などが多数所属しているため、規格開発から運営管理まで、映像製作全般をチーム内で完結できることが特徴だ。VRを含む最新鋭の映像表現を追求する技術者・研究者・クリエイター・アーティスト、さらには事業家などのサポート環境も整っている。
結成当初から、メンバーを増やしながら水面下で映像製作を続けており、独自の実写映像技術を駆使し、これまでに7作品の短編映画を製作。国際映画祭へのエントリーを続けている。
●NOMAがエントリーした国際映画祭
・サンダンス映画祭2017(2017年1月19日~29日)
・ドバイ国際映画祭2016(2016年12月7日~14日)
・第20回文化庁メディア芸術祭(2016年9月~2017年2月)
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017(2017年3月2日~6日)
・CAAM映画祭2017(2017年3月9日~19日)
「NOMA」は、その専門性を活かし、企業が本来持つ潜在的な価値を最大限に引き出すブランディング・ファクトリーとして、各業界、団体の支援を開始。今後は、国際映画祭部門、マーケティング部門、テクノロジー部門、クリエイティヴ部門など、多岐にわたる活動に加えて、新たな才能の募集も行うとのこと。
●関連リンク
・NOMA ウェブサイト