Mirrativのアバター配信機能「エモモ」 Android向けのβ版を公開
ミラティブは、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」に追加したアバター機能「エモモ」のβ版について、これまでiOSのみで公開していたが、8月14日よりAndroidでも公開したことを発表した。
「エモモ」とは
▲「エモモ」紹介動画
「エモモ」は、スマートフォン1台のみでバーチャルYouTuberのようなアバターを利用した配信が可能な機能。スマホ向けの生配信アプリ「Mirrativ」内で利用できる。
アバターの見た目は髪型・目・口・輪郭・服・体型などのカスタマイズも可能。Mirrativ本来のスマホで見ている画面をそのまま配信できるというメリットを生かし、キャラクターを右下に合成してのゲーム実況もできる。
8月14日からAndroidβ版を公開
同サービスは、8月1日にiOSβ版の提供を開始。その後1週間ほどで「エモモ」の利用者が4000人突破するなど、Mirrativユーザーから人気のサービスとなっていた。
これまで「エモモ」はiOSユーザーのみ利用可能であったが、今回Androidでも利用可能となったため、さらに利用者が拡大することが見込まれている。
なお、Androidでの同機能の開放条件は、iOSと同じくMirrativで毎日15分以上7日間連続で配信している「まいにち配信者」になることか、Twitterの特定のツイートをRTし抽選で当選することとなっている。抽選の方法についてはこちらのページを参照。
端末やバージョンごとの対応については、随時対応中とのことである。
ユーザーの要望も今後対応予定
また、iOSでの公開後にユーザーアンケートを実施し、感想や機能要望を募集。その際の意見をもとに、機能のアップデートを行っているとのこと。現在実装/実装を検討している機能は以下の通り。
①ゲーム中、配信者から見て視聴者側にどう見えているかがわからない→実装中
②男性の服をもうちょっと増やして欲しい→12パターン追加済み、更に追加中
③使用時に配信者がコメントを書き込めないため不便に感じる→実装完了、アプリ最新版より利用可能
④ボイスチェンジャーで異性として活動を行いたい→実装検討中
ミラティブでは、今後もユーザーの意見をもとに、さらなる開発を行っていくとのこと。「エモモ」のさらなる進化にも注目していきたい。
(TEXT by 高橋佑司)