個人制作「富士山ビューワーVR」Oculus用実行ファイル公開 精密CGの富士山周辺を空中散歩
個人でVRコンテンツを制作・公開するVoxelKei氏は、自身のサイト「VoxcellDesign」にて、「富士山ビューワーVR」のOculus用実行ファイルを公開した。写真素材を一切使わず、富士山周辺の約360km四方を立体化していることが特徴だ。
今回公開された「富士山ビューワーVR」は、VRコンテンツの展示イベント「OcuFes」(次回から「Japan VR Frst」に改名)にて展示されたバージョンだ。富士山周辺をVRで映し出し、空中を飛び回るかのようなスピード感と実在感が味わえる実験的なコンテンツとなっている。精巧な映像は国土地理院の数値情報をもとにテクスチャが生成されており、写真素材は一切使われていない。
公開された実行ファイルは、Oculus Rift DK2向けのコンテンツだが、Oculusを接続していない場合はマウスでも操作可能とのこと。ダウンロードサイズは約600MBで、解凍後のファイルサイズはおよそ2GBとなる。作者のVoxelKei氏は「GTX970でも快適に動いたよ、とか教えて頂けると喜びます」とコメントしており、動作環境などの情報を収集し、更なるアップデートの実施を示唆している。
世の中の動きから半年くらい遅れてる感ありますが、OcuFesで展示した富士山ビューワーVRの実行ファイルを公開しました。ご興味あるかたは大空を飛び回ってみてください。https://t.co/AbHS6ortAz pic.twitter.com/yJeIr0uQoO
— VoxelKei (@VoxelKei) 2016年5月23日
●動作確認環境(75Hz)
・Core i7-4790K
・GeForce GTX 980
・Windows 10
●関連リンク
・富士山ビューワーVR Oculus用実行ファイル 配付ページ(VoxcellDesign)