VR内を歩ける「Omni」とHTC VIVEで多人数対戦! 中国発の「UNIS VR Omni Arena」を体験

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「ジャパンアミューズメントエキスポ」(JAEPO)には、海外のアーケードゲーム業界の出展も少なからず存在しており、今年は2ブースながら海外コーナーが設けられた。その中で(といっても2ブースしかないが!)ロケーション向けVRの出展を行っていた中国「中山市世宇动漫科技」(Zhongshan UNIS Technology Co., LTD.)ブースを紹介する。

 
同社が出展しているのは、HTC VIVEとすり鉢型のVRスペースとして知られる「Virtuix Omni」を併用したロケーション向けVRシステム。ある程度のスペースが必要なことや、マルチプレイの問題をOmniを使うことで解消しており、ガンコントローラを持って走りながら遊べるのが大きな特徴といえよう。今回は2人バージョンでの展示を行っているが、最大5人でプレイできる筐体も用意しているとのこと。なお、Virtuix Omniは営業使用向けのライセンシングも開始している。

 
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Virtuix Omni。

 
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POPによる解説。

 
現在は3種類のソフトが用意されているとのことだったが、今回はシューティングギャラリー風のタイトルがプレイできた。このタイトルでは無機質なVR空間に飛び込み、レーザーエイム付きガンコントローラでターゲットを狙いながら4つのエリアを走って抜けていく、というものになっている。ガンコントローラは例によってHTC VIVEコントローラを組み合わせたタイプだ。

 
筆者はOmniの体験は今回初めてだったのだが、これでわかったことがひとつあった。Omniでは専用のシューズが必要となるのだが、今回の体験ではシューズがMサイズのものしかなく、足のサイズの大きい筆者はサイズが合わずに、痛さを感じながらのプレイとなった。プレイヤーに合うシューズを多数揃えなければならないということも導入時の問題としていただければ、と文字通り痛感したわけだ。

 
なお、日本での販売は加賀電子グループの加賀アミューズメントが行うことが発表されており、フィールドテストを行い改良を重ねて国内導入を目指す予定とのこと。今後の展開に期待したい。

 
*JAEPO × 闘会議 2017の記事まとめはこちら

 
 
(TEXT by Shogo Iwai)

 
 
●関連リンク
中山市世宇动漫科技(簡体中国語)
加賀アミューズメント

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