サムスン、4K解像度対応の新型Gear 360を発表
サムスン電子は日本時間の3月30日、ニューヨークで開催した新製品発表会「Galaxy UNPACKED 2017」にて、360度カメラ「Gear 360」の新型を発表した。
最大のポイントは4K解像度に対応した点。また、従来はGalaxy S6や同S7といった一部の製品にしか対応していなかったものの、新型Gear 360では同日発表された最新のGalaxy S8シリーズのほか、iOS 10以降やMacでの動作も可能になった。
外観はボール型から、こけしのような形状に変更。本体下部はスタンドとグリップをかねており、三脚などへの設置が可能なねじ穴も備えている。カメラは8.4メガピクセルの魚眼で、明るさはF2.2。本体サイズは高さ100.6×幅46.3×奥行き45.1mm。重量は従来の152gから軽量化し、130gとなった。バッテリーは1160mAhのリチウムイオン電池。IP53の防水防塵仕様となっている。
スマートフォンのアプリと連携することで、Gere 360の遠隔操作はもちろん、FacebookやYouTubeへのライブ配信もできる。
動画はMP4(H.265)で、解像度4096×2048ドット(24fps)での記録が可能。15メガピクセルのJPEG制止が撮影にも対応している。音声はACCコーデックを利用し、フォーマットはMP3、M4A、AAC、OGG。記録メディアはmicroSDカード(最大256GB)。インターフェースはUSB 2.0 Type-C。
対応機種とOSは、Android 5.0以降のGalaxy S8/S8+、S7/S7 edge、Note5、S6 edge+、S6、S6 edge、A5 (2017)、A7 (2017)と、IOS 10以降のiPhone 7/7 Plus、6S/6s Plus、SEおよびWindowsとMac OS。
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