鷹になってパリの大空を飛び回れ！ PvPも熱いVRフライトアクション「イーグルフライト」試遊レポ
フランスに本社を持ち、日本を含む世界各国に開発スタジオを保有する大手ゲームメーカーの一角であるユービーアイソフト。「トム・クランシーシリーズ」「ウオッチドッグス２」などの大作に加えて小規模なチームによる尖ったコンテンツの開発も行っており、そのチームが手掛けているタイトルが「イーグルフライト」だ。
14〜16日に開催されているゲームの祭典「E3 2016」に出現したユービーアイソフトのブースでは、中央のステージでタイトル紹介のデモを行っており、「イーグルフライト」の対戦実況も実施した。
2015年12月に開催した「PlayStation Experience 2015」（関連記事）で発表されて、3月のGDCで最初の試遊ができた本作だが、今回は最大６人での対戦モードがプレイできた。なお、製品版にはストーリーモードとフリーフライトモードも収録される。
ストーリーとしては人類が突如消滅してから50年が経過、かつての大都市だったパリは動物たちの楽園となっていた。その空を支配するのが鷹である……というもの。プレイヤーは鷹になってエッフェル塔やノートルダム寺院といったパリのランドマークを自由に飛び回ることができる。
操作方法はヘッドトラックとボタンで行う。今回はOculusでの体験だったのでXbox Oneのコントローラを使用した。プレイヤーが左右に首を傾けて旋回、左右のトリガーで減速・加速、Ａボタンで攻撃、Ｂボタンでバリア（攻撃から身を守る）となっている。なお、建造物や攻撃に当たったら一撃でアウトになる。
対戦モードのルールはマップの中に出現したエサを拾って巣まで持ち帰ればポイントとなり、時間内に多くのエサを持ち帰ったチームの勝ち。
エサを拾ったプレイヤーは敵の格好のターゲットとなる。上空で飛ぶと狙われやすく、極めて危険な状態だ。そこで、あえて低空を飛び相手のミスを狙うといった戦略も有効だ。また、下水道などの抜け道などがありそこに入って罠を仕掛けるというのもアリ。そういうポイントを見つけるのもこのゲームの楽しさと言えよう。
既報の通り、PlayStation VR専用ローンチタイトルとして10月13日に発売される。Oculus Rift/HTC Vive版の国内発売は検討中とのこと。
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（TEXT by Shogo Iwai）
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