グリー、投資総額40億円の「VTuberファンド」開始 イラストレーターや声優も積極的に支援
グリーは17日、国内を中心としてバーチャルYouTuberに関連するクリエイターやスタートアップ企業を支援するための投資プロジェクト「VTuberファンド」を開始すると発表した。5日に発表した「ライブエンターテインメント事業への100億規模の投資」のうち約40億円を投資する。
第1弾として、スマートフォンなどのカメラを利用して3Dアバターのライブ配信が可能な技術プラットフォーム「Facemoji」を手がける米Omnipresenceに投資することを明らかにしている。同社は米Yahoo!出身で元プロゲーマーと、Adobe出身の共同創業者が2017年3月に創業したスタートアップ企業とのこと。
グリーによれば、本ファンドでは、市場拡大に最も重要なイラストレーター、声優などのクリエイターも積極的に支援していくという。また、独自の収録・配信スタジオを提供したり、バーチャルYouTuberが所属するプロダクションに出資したり、協業先企業とのジョイントベンチャー設立などにも取り組んでいく。