ソフトウェアで瞳孔間距離調整「IPD-360VR」Unity版を5/15リリース
B.b.designLabは、昨年11月開催の「Intar BEE 2017」にて発表した、独自開発による瞳孔間キャリブレーションソフトウエア「IPD-360VR」のUnity版を開発。5月15日からサービスを提供開始する。
「PD-360VR」は、コンテンツを視聴する際に個人差がある瞳孔間距離(IPD)の調整をソフト的に実現するものだ。VR空間内で簡単にキャリブレーションし、視聴者ごとにマッチした最適な視聴環境を提供する。同社によると、世界初となるこの技術は、発表以来大きな反響を呼んでいるとのこと。
▲Intar BEE 2017で発表した「PD-360VR」
「IPD-360VR」のUnity版についても、3D空間の中で気軽にキャリブレーションできるものとなっており、ロケーション型VR施設などに導入されているHTC VIVEやOculus RiftなどのハイエンドHMDに対応している。動きの激しいロケーション型VRゲームや長時間視聴の動画など、幅広いコンテンツを安全・安心に体験・視聴できるこのソリューションはVR市場に大きく貢献する。
サービス開始予定日である5月15日からは、B.b.designLabの青山オフィスでデモを体験できる。VRコンテンツに携わっている人で興味がある人は、ぜひ同社に問い合わせてみてほしい。
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
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