「ハクション大魔王」アクビちゃん、バーチャルタレント化でJKに!? 中の人オーディションも
Donutsは5日、タツノコプロとのコラボレーション企画として、2019年で放送50周年を迎えるアニメ「ハクション大魔王」の登場人物「アクビちゃん」をバーチャルアイドル化することを発表した。アクビちゃんのボイスとモーションを担当する「中の人」を募集する「タツノコプロ×Donuts ”JKアクビちゃん”オーディション」を実施する。
原作のアクビちゃんは、ドジなハクション大魔王の娘でイタズラ好きという設定だが、バーチャルアイドルとして生まれ変わるアクビちゃんは現代の女子高生で、恋愛ドラマに挑戦するとのこと。Donutsが運営する動画プラットフォーム「MixChannel」にて、2018年12月より活動を始める予定で、クリスマスからバレンタインの時期にかけて配信を実施する。ドラマの内容は、コメントやデジタルギフトによって展開が変化する。
オーディションの募集期間は、10月5〜28日。20秒以上の自己紹介の音声データを用意し、MixChannelの動画投稿機能で「アクビちゃんオーディション」というタグを付けて投稿する。応募条件は、「アドリブに自信があって、チャレンジ精神旺盛な方。年齢16歳以上で、週1回以上都内へ通うことができる方」。最終選考は、11月12日に新宿で実施予定だ。活動状況に応じて報酬が支払われる。
タツノコプロとしては、先日のヤッターマン2号に続くバーチャルタレントが誕生することになる。また、Donutsは「北斗の拳」のハート様オーディションも手がける企業だ。
●ハクション大魔王とは
1969年10月、毎週日曜日18時からフジテレビ系列で初放送されたテレビアニメーション。全52回(104話)。ドジな魔法使いが人間界で巻き起こすドタバタギャグコメディー。ハクション大魔王は、魔法使いでありながら万能ではなく、気が優しくて涙もろく、算数が大の苦手。その愛すべきドジなキャラクターが受け、放送終了から何度も再放送を重ね、現在も人気の高い作品。
●ハクション大魔王 ストーリー
小学生のカンちゃんは、ある日、自宅の屋根裏で魔法の壺を見つける。その壺はくしゃみをするとハクション大魔王という魔法使いが飛び出し、呼び出した者の願いをなんでも叶えるというのだった。しかし、魔王はとんでもなくドジで何をやっても失敗ばかり。更にあくびをすると壺から飛び出す、イタズラ好きな魔王の娘アクビまで加わり、町中で珍騒動を巻き起こす。
©タツノコプロ
●関連リンク
・プレスリリース
・タツノコプロ
・MixChannel