プラ製のお手軽HMD「TaoVisor」を作ってみた!
TaoVisor(タオバイザー)は、クラウドファンディングサイト、MotionGalleryで目標金額の250%以上、137万円を集めた「Google cardboard互換3Dのぞきメガネ」だ。
同じジャンルではダンボール製の「ハコスコ」が有名だが、本体がダンボール製で、横長の1枚レンズを両目で見ることになる。一方TaoVisorでは、より丈夫なプラスチック製で、両目それぞれのためのレンズが入っているので立体視が可能というのが特長だ。
11月23、24日に東京ビッグサイトで行われた“Maker Faire Tokyo 2014”の会場で販売されていた。値段は1500円。さっそく、買ってきたTaoVisorを組み立ててみたよ!
大きなパーツが2つと小さなパーツが6点。小袋3つとシールが入っている。
レンズは表と裏からシールで貼る。ここが作っていて一番ムズカシかったところ。プラスチックの枠から上下左右同じぐらい粘着面がはみ出るように調整するのがムズカシイ。予備のシールが2枚付属している。レンズをメガネとネジ止め。端のネジに入れるワッシャーの場所にも注意だ。
磁石を接着した方にメガネの細い方のつるを入れる。逆側は太い方のつるを入れる。Cardboardなど対応しているアプリではこの外側のリング状の磁石をカシャッと下げて放すと画面タップと同様の効果を得られる。対応していないアプリの場合には、TaoVisorの下部にある穴から指を入れて操作することも可能。
完成!ここまで写真を取りながら作って、およそ30分ほど。
後は、TaoVisor 3DVR用アプリランチャーや、Cardboardなどのアプリをダウンロードして、差し込むだけ!
スマホを入れるときには、TaoVisorの下側の爪との間に入れるようにするときちんとVR体験ができる。TaoVisorはレンズの位置を調整できるので、一番見やすい場所にレンズを移動させるべし。
↑GALAXY Note3はさすがに入らなかったです(涙) TaoVisorに入るスマホは、実測で長辺が14.5cm、厚さは1cm前後だ。大きめのスマホや、ケースを装着して使っている人は事前に入るかサイズや厚みの確認をしよう!
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