静凛＆樋口楓の3D化も初披露！VTuberが10人出演した「よみうりランド VtuberLand!」オープニングレポート
9月17日、東京都のよみうりランド・日テレらんらんホールにて「VtuberLand! 開園プレミアムパーティ」が開催された。これは9月19～30日の期間、「VtuberLand!」というタイアップ企画がよみうりランドで開催されることに伴うイベントだ。
開園プレミアムパーティでは、.LIVE、にじさんじ、ENTUMという3つのVTuberグループ・事務所からそれぞれ3名のVTuberが登場。具体的には、.LIVEから電脳少女シロちゃん、アイドル部の北上双葉ちゃんと金剛いろはちゃん。にじさんじからは月ノ美兎ちゃん、静凛ちゃん、樋口楓ちゃん。ENTUMからはミライアカリちゃん、猫宮ひなたちゃん、御来屋久遠ちゃんがそれぞれ出演していた。豪華メンバーが集うイベントということで、会場には多くの人が駆けつけていた。
遊園地各所に配置されたのぼりにも3事務所からそれぞれ月ノ美兎ちゃん、ミライアカリちゃん、電脳少女シロちゃんがあしらわれている。
10人全員が3Dの体で登場！
開園時刻の14時になると、とても可愛い声で、ちょっとだけたどたどしい（それも可愛い）アナウンスが流れ始めた。声の主は萌え声で評価の高い、にじさんじ2期生、家長むぎちゃんだった！ 最後のむぎちゃんによる「緊張したー！ わー！」という叫びに、早速、会場は大いに盛り上がる。
そして開幕。突然、馬の顔がアップで表示されるも……トラブルなのか音は出ない。ただ、この、馬の仮面をした男性VTuber・ばあちゃるさんを知るファンたちにとっては、これも「オイシイ」展開ということで笑いで迎えていた。
無事に機材も復調し、イベントスタート。ばあちゃるさんが司会となって、各人を紹介していくことになった。
左から.LIVEの電脳少女シロちゃん、北上双葉ちゃん、金剛いろはちゃん。
左からENTUMの御来屋久遠ちゃん、ミライアカリちゃん、猫宮ひなたちゃん。
左からにじさんじの静凛ちゃん、月ノ美兎ちゃん、樋口楓ちゃん。
この日、このステージで、にじさんじの静凛ちゃん＆樋口楓ちゃんは3Dの体を初披露！ バーチャル空間内カメラが二人に向くと、会場はひときわ大きな歓声に包まれた。小柄な月ノ美兎ちゃんと長身の樋口楓ちゃんとの差は3Dの体になるとはっきりとしていた。
「めっちゃ身長差ある」と差を実感する樋口楓ちゃん。
.LIVEアイドル部の金剛いろはちゃん、北上双葉ちゃんも、3Dの体になってからイベントは初めてということで、とてもテンションが高かった。
豪華な10人が集まって、ワードウルフ！
最初のコーナーはワードウルフから！ これは以前、にじさんじ1期メンバー全員のコラボ配信の時に行われたゲームでもある。司会のばあちゃるさんを除いた9人のうち、8人は同じ言葉で、1人だけ違う言葉が渡される。9人は自分に渡された単語について語り合い、誰が違う言葉を渡された人かを推理するというのが大まかなルールだ。
ニコ生でタイムシフトを観るという人もいると思うので、ゲームの展開には触れずに、写真や面白かったセリフやシーンだけ紹介していきたい。
ミライアカリ 女こえー！ 女こえーよ！
シロ シロはこれを食べるときだけはヨダレが出ないです。
樋口楓 フフニーランドとかにもあるかな。
月ノ美兎 よみうりランドですよここは！
北上双葉 くそ馬やろう……。
シロ あははー！
月ノ美兎 （私の）顔面が怪しい！？ 言いがかりにも程がありますよ！ 悪口ですよそれは!!
静凛 私は美兎さんを売ることはできませんわ。
なぜかEXILE的ムーブが何度も行われていた。
追い詰められて困り顔になる猫宮ひなたちゃん。
ツインテールから袖から裾からなにからなにまでずっとヒラヒラしっぱなしでカメラに映ると絵面がゴージャスになる金剛いろはちゃん
静凛ちゃんは、ずっと両隣の猫宮ひなたちゃんと月ノ美兎ちゃんの頭を撫でていた。
特にピョコピョコ動く猫宮ひなたちゃんのネコミミには興味津々だった様子。
カメラが向けられると、手の甲に付けたネコをアピールする北上双葉ちゃん。
シロ （同じ）.LIVEだからって容赦はしないよー。ごんごん、さっきの自分が言った答え繰り返してみて？？？ それがシロの質問、それだけ。シロの目を見ながら言って？
金剛いろは う、うぅ……。
「おろろっ？？」という驚き方が可愛い御来屋久遠ちゃん。
現地のみの第二部は、第一印象ゲームと大喜利バトル！
15時からスタートした第二部はニコ生で放送せず、会場に来た人だけが楽しめるものとなった。
最初の企画は「第一印象ゲーム」！9人がそれぞれ、第一印象で「このなかで一番○○な人」と思う人を指さす、というゲームだ。しかも、その「○○」について、会場のお客さんからお題を募るという。会場からは積極的に手が上がる。
最初に客席から出たお題は「一番女子力が高そうな人」。スクリーンの10人からも、客席からも「おおー」という感嘆の声が上がった。この頃になると、会場もすっかり一体化。
ばあちゃる みなさん、『この中で』といったら『いよぉー！』って返してくださいね。この中で！
（「「「いよぉー！」」」）
ばあちゃる 一番！
（「「「いよぉー！」」」）
ばあちゃる 女子力が高そうな人ー！ 3、2、1、ドーン！
ちなみに一番票が集まったのは北上双葉ちゃん！
月ノ美兎ちゃんは「見た目が超ゆるふわ可愛いといいますか。すごい女の子らしくって。あと話し方ですか。可愛いの化身みたいな。あとちょっと消去法的な部分もあります」とコメント。消去法という発言に会場は大爆笑！ 静凛ちゃんは「シロさんは私を指してくれたんですよ」というさりげないコメントも。
続いて会場から出されたお題は「この中で一番芸人な人」。
結果はミライアカリちゃんに集中。「ENTUMは芸人プロダクションですから！」というコメントがミライアカリちゃんから発せられたりもしていた。同じENTUMの猫宮ひなたちゃんも「えーだって（自分は芸人だということを）公言してたじゃん」と添える。
続いては「一番清楚そうな人」！ このお題が出た刹那、シロちゃんが「キュイイイイイ！」と大きく笑ったのが印象的だった。
これは入り乱れる。かろうじて一番多い票を獲得したのはシロちゃんだった。ミライアカリちゃんが「ここで一番ヤバイのは、ENTUM勢！ 一票も入ってない！」と驚愕。同じストッキングでも静凛ちゃんが生脚を出していないことと対比されると、アカリちゃんからは「これは制服だから！」と謎の反論が飛び出す。
続いては「一番チャラそうな人」！
本来、ばあちゃるさんを除いた9人の中から選ぶはずが、今回は圧倒的にばあちゃるさんに票が集中。金剛いろはちゃんが「（この人は）いろはたちのプロデューサーなんですけど、いろはに対する対応がいつも完全に陽の者なんですよ！」と追い打ちをかけていた。
続いては「一番ケンカが強そうな人」！ ばあちゃるさんが「それは銃器の使用はなしということですよね」と補足をして笑いを取っていた。
こちらも票は分かれたが、一番多かったのは長身の樋口楓ちゃん。月ノ美兎ちゃんが「わたくし、でろでろに入れました」と言うと「お前裏切ったな！」と楓ちゃんはドスのきいた声で返していた。（※でろでろとは、この日ばあちゃるさんが楓ちゃんに使っていた呼称）
ばあちゃるさんが楓ちゃんに、カメラに向かって拳を構えるようにお願いすると、楓ちゃんはしぶしぶと付き合ってみたり。
その流れでなぜか静凛ちゃんとタイマンするように促され、互いにとりあえず「シュッシュッ」と拳を動かしたりしていると、月ノ美兎ちゃんが「もうやめて！」とまるで悲劇のヒロインかのような声で止めに入る茶番（？）が即興で行われたりして、会場の爆笑を誘っていた。
ここでコーナーは切り替わり、「事務所対抗 大喜利バトル」に！
ここでばあちゃるさんから「ENTUMチームのミライアカリさん、下ネタはダメですからね」と注意が入り会場はまたも大爆笑。
まずは練習問題として、ポイントが入らないお題から。「こんなばあちゃるくんは嫌だ！」
静凛 Gカップ！」
ミライアカリ パンツにしみが付いている！
……と、練習問題から熱気を伴って始まって、本番を迎える。
最初のお題は「こんなシロちゃんは嫌だ！」
ミライアカリ ミライアカリの弟子になって下ネタを教わる！」
静凛 鳴き声がイルカじゃなくてゴリラ！
続いて「こんなミライアカリちゃんは嫌だ」
北上双葉 おいしそうなメロンパンがついてない。
猫宮ひなた 実は魔法少女。
最後は「こんな月ノ美兎ちゃんは嫌だ」
金剛いろは 声が綺麗！
月ノ美兎ちゃんは作り声で「私の声は綺麗ですけど！」と返すが会場の爆笑にかき消されていた。
そんなこんなで笑い声も絶えないまま、イベントは終了となった。最後はなんと、記念撮影タイム。座席の前から3列ずつステージに上がり、9人のVTuber達と一緒に写真に収まった（なぜかばあちゃるさんはいなかった）。来場者数がとても多かったためこの記念撮影タイムも長丁場となったが、VTuberの皆さんは毎回毎回工夫したポーズをとってくれるサービス精神を発揮してくれていたのが印象的だった。
9月19～30日にはVtuberLand!の本番が始まるので、ぜひVTuberファンはよみうりランドを訪れてみよう。
（TEXT by 松VR）
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