大盛況だったHTC VIVEブース VIVE LANDの人気作を中心にミリアサやカプドンも展示
台湾でPC向けVRといえばHTC VIVEというくらいに浸透しているHTC VIVE。台北ゲームショウでもほとんどのVRタイトルはVIVE向けに作られている状況だ。さすがはHTCのお膝元。
現在HTCでは台北市のハイテクビル、SYNTREND(三創)において体験施設のVIVE LANDを展開中。今回の台北ゲームショウのHTCブースではこれらの人気タイトルを中心に新作タイトルを含めた展示を行っていた。
人気タイトルの一つ「FRONT DEFENCE」。プレイヤーが一兵卒となり、拠点に襲い掛かる敵兵士などを倒していくゲームだが、基本操作はすべてVIVEのモーションコントローラで行うことが新しい。腰のベルトのマガジンを銃に入れてリロード、手りゅう弾を口に持ってきてピンを口で取って投げる、ランチャーもロケットをきちんと入れてから発射するなど、とにかく操作が実際の銃を使っているような感じに仕上がっている。
これも人気が高い「命懸一線」。一見、かの「高所恐怖SHOW」みたいだが、実は同じように板を渡っていくアトラクションだ。プレイ中に渡りきるギリギリのところで止まっている人が多かったのだが、プレイして納得。シチュエーションは何種類かあるようです。なお開発は地元台湾のVRデベロッパー「Winking」が担当。
バンダイナムコエンターテイメントのレーシングゲーム「PROJECT CARS」のVR版。しかも可動筐体でよりリアリティを感じさせる内容になっているのがポイント。なお、PC版はVIVEとOculus Riftに対応している。
「PROJECT CARS」スペシャルPV(PS4版)
●関連リンク
・PS4版「PROJECT CARS」公式サイト
VIVE Studiosの第1作「Arcade Saga」。ブロック崩しやシューティングゲームを今風にリファインしてVRゲーム化している。ボールを引き寄せて高速でたたき返すというゲーム性は、「戦う将軍」じゃなかった「WarLords」をほうふつとさせる(30年前のゲームです……)
日本からもタイトルが登場。「乖離性ミリオンアーサーVR」「大怪獣カプドン」がプレイできた。
「大怪獣カプドン」はVive Trackerに対応した新バージョン(英語表示)に。店舗でもバージョンアップの予定があるとのこと。
おなじみのMR体験コーナーや、VIVEの直販コーナーも設けられていた。
●関連リンク
・HTC VIVE
・VIVELAND(繁体中国語)