選んだ理由からお金事情まで言及 「IRIAM」世界初のVライバー同時記者会見レポート
株式会社ZIZAIが提供するVライバーとコミュニケーションがとれるライブ配信アプリ「IRIAM」から3名のVライバーと代表取締役CEOの塚本大地氏が世界初となるVライバー同時記者会見を行った。
この記者会見では3月のTOP3ライバーになった夜月カエデちゃん、真白くまちゃん、桜乃ナノちゃんが登場し、数あるライブ配信サービスの中でなぜ「IRIAM」を選んだのか、そしてVライバーのお金事情について語った。
まずは株式会社ZIZAIの代表取締役CEOの塚本大地氏がIRIAMについての説明を行いました。IRIAMを作った思いとして「人はめちゃくちゃコンテンツ力があって、みんなそれぞれが表現できること持ってると思うんですよね。歌が上手いとか話が面白いとか、何かに詳しいとか。僕らが生身の人間として表現する時って表現したいことの数%とか良くても数十%しか出せなくて、どうしても人類が持っている本質的な価値が提供できないと思っていて、人が持っている価値っていうのを最大限発揮するためには自分を何かのキャラクターに投影して新しい自分になって自分が持っているものを精一杯出すっていうのが1番良いと思います。」と語っていました。
“なぜVライバーを継続できているのか”という質問に対して夜月カエデちゃんは「YouTubeとかだとどうしても色々機材が必要になるけど、それがIRIAMだと必要なく、自分の好きな時間に気軽に配信ができる」と語っていました。確かにVTuberとして活動するにあたって機材が必要になり、知識も必要になりますがそういうハードルがない点、気軽に誰でも配信ができるという点は大きいなと感心しました。
真白くまちゃんは、”これまでファンの方との交流で印象に残ったことは?”という質問に「誕生日のお祝いだとかファン同士が誕生日を祝い合っていたりするのは嬉しいです。そして毎日印象に残るような交流はあって全て覚えています!」と答えていました。ファン同士の交流だったりは配信そのものの雰囲気だったり、濃密な交流ができていてこそファン同士のコミュニティが築かれていくんだなと思いました。
そして”Vライバーのお金事情”の質問は、皆さん共通して「配信環境の強化」と語っていました。私利私欲のために使うってよりかはもっと良い配信ができるように、マイクだったりインターフェイスだったりを購入しているそうです。桜乃ナノちゃんは「パーフェクトな配信ができるように使わせていただいております」と、やはり配信に対する熱意の高さ感じました。
今回IRIAMブースのグッズは2日とも即完売と、記者会見で語っていたファンとの濃密な交流を意識しての活動の成果なのかなと思いました。1人1人大事に愛情ある交流をしていくことがIRIAMらしさでもあるし、こうやってグッズや握手会で行列ができるのもVライバーの意識の高さだったりが反映されているんだなと、記者会見を見て改めて思いました。