6月開催のゲームの祭典「E3 2017」、申し込みが開始 今年は業界関係者以外でも入場可能に
アメリカのゲーム業界団体Entertainment Software Association (ESA) が主催・運営するゲームの祭典「Electronic Entertainment Expo 2017」(E3 2017)の入場申し込みが、公式サイトにおいて本日開始された。今年はゲーム業界関係者以外にも門戸を開くこととなった。一般参加者の入場料は$250(約2万9000円)。会期は6月13〜15日。なお、E3外で開催されるプラットフォームホルダー各社を含めたプレスカンファレンスの入場はできない。
E3はアメリカ最大のゲームトレードショウとして、欧州のGamesCom(ドイツで開催)、日本の東京ゲームショウと並ぶ、世界最大のゲームイベント。1995年に初開催され、過去22回はトレードショウの性質から基本的に一般公開は行われなかった。
しかし、年末商戦に向けた新作ソフトの出展数が少なくなり、トレードショウからゲームのプレミアイベントへと軸足を移して、今年は一般公開されるようになった。この裏には、去年併催された一般公開イベント「E3 LIVE!」の参加者から、出展社が少なく新作ゲームが遊べない、という苦言が多かったこともあったようだ。
去年はPlayStation VRの発売前だったこともあり、「バットマン:アーカムVR」や「Farpoint(仮)」が展示されて話題になった。それ以外にも「Fallout 4」などベセスダ・ソフトワークスタイトルのVRバージョンや、VR対応予定のXbox Oneの上位機種の投入なども明らかになった。
現時点での出展企業はSIEA、マイクロソフト、米国任天堂、Activision、ユービーアイソフト、ベセスダ・ソフトワークス、テイクツー・インタラクティブ、ワーナーブラザース、スクウェア・エニックス、バンダイナムコエンターテイメント、アトラスUSA/セガゲームス、カプコンなど。なお、エレクトロニック・アーツは独自イベントのEA Playを開催することをすでに発表している。
●関連リンク
・E3 2017公式サイト(英語)
・Entertainment Software Association(英語)