モノビット、Unity向けVRボイスチャットミドルウェア「VR Voice Chat with MUN β版」無料配布開始
モノビットは、iOS/AndroidおよびPC(Windows/Mac)に対応したUnity向けVRボイスチャットミドルウェア「VR Voice Chat with MUN β版」を提供開始した。モバイルVRデバイスからハイエンドVRデバイスに対応し、VRコンテンツにボイスチャットをリアルタイム・コミュニケーション機能として、簡単に搭載可能となる。
「VR Voice Chat with MUN β版」は、VRクラウドを手軽に実装できるUnity専用の無料アセットだ。自分の動きや声をリアルタイムにネットワークで通信し、VR空間をリアルタイムで共有することにより、VRコンテンツの新たな楽しみ方や深い没入感を創り出せる。
ゲームに限らず、さまざまな業種のVRコンテンツでも、VRボイスチャットは簡単に搭載できる。サンプルプログラムも付属しているので、VRコンテンツ制作の参考にすることも可能だ。
●VR Voice Chat with MUN β版
・利用料:無料
・特徴:
- Unityに特化し、iOS/Android、PC(Windows/Mac)などに対応。
- クライアントプログラムだけでVRボイスチャットなどの開発が完結。
- サーバ構築なしで利用できる無料のテストクラウド環境を標準搭載。
- サーバOSにLinuxを採用しているため、これまでの運用ノウハウの活用が可能。
- 日本語マニュアルを用意。
【ボイスチャット調整機能】
・ストリーミング再生調整機能
- 音声ゲイン調整機能(dbレベルで調整)
- ストーリーミングバッファ調整機能(バッファ数は0~50まで調整)
【コーデック調整機能】
・帯域調整機能
- 帯域は以下の5つ
Narrow Band(4kHz bandpass)
Medium Band(6kHz bandpass)
Wide Band(8kHz bandpass)
Super Wide(12kHz bandpass)
Full Band(20kHz bandpass)
・録音フレームサイズ調整機能
- 録音するフレームサイズ幅は以下の3つ
20ms / 40ms / 60ms
・3Dサラウンド設定機能
- ON / OFF
・デバッグモード
- ON / OFF
●関連リンク
・VR Voice Chat with MUN β版 ダウンロードページ
・VR Voice Chat with MUN β版 マニュアルページ