ジョリーグッドとBorisFXが提携 ソリューション「GuruVR Media Pro」で「MochaVR」を提供
ジョリーグッドとBorisFXは、VR用トラッキングエフェクトツール「mochaVR(モカ・ブイアール)」などを含めたハイレベルなVR制作ソリューションの提供を共同で行うことに合意し、業務提携をしたと発表した。共同展開の第1弾では、プロ向けVRソリューション「GuruVR Media Pro」に「mochaVR」を特別メニューとして加える。
「mochaVR」は、BorisFXグループの英イマジニアシステムズが開発した「平面トラッキングテクノロジー」によって、360度VR映像内の手ブレ補正や水平調整(スタビライズ)を行い、グラフィックの挿入、オブジェクトの削除などの加工を、VR映像に合わせて追尾できるエフェクトツールだ。
両社は、共同展開の第1弾として、提供中のプロフェッショナル向けのVRソリューション「GuruVR Media Pro」に、「MochaVR」を特別メニューとして加え、VRビジネスに必要なあらゆる加工を可能にする「究極のVR制作環境」を提供する。
「MochaVR」を使用することで、ジョリーグッドが開発を進めるハンズフリー360度カメラマウントシステム「Wearable Mount 360」や、ラジコンドーリーやドローンを用いた360度撮影による揺れや手ブレが原因となる「VR酔い」を、スタビライズ機能で大幅に軽減することなどが可能だ。また、「MochaVR」は非常に多機能なため、使い方をマスターするための加工ノウハウを、スペシャルエフェクトトレーニング「GuruVR BootCamp FX」として提供。短期間でハイレベルな使い方の習得を可能とするメニューを用意する。
●関連リンク
・GuruVR mochaVR紹介ページ
・ジョリーグッド ウェブサイト
・BorisFX ウェブサイト