バンダイナムコ、PlayStation VRに対応した3D格闘ゲーム最新作「鉄拳7」を本日発売
バンダイナムコエンターテイメントは6月1日、全世界シリーズ累計4400万本を出荷した3D格闘ゲーム「鉄拳」シリーズの最新作「鉄拳7」をPlayStation 4とXbox Oneで発売した。価格はパッケージ版が8200円(税別)、ダウンロード版も同価格だが、6月28日までは7380円(税別)となる。なおWindows(Steam)版は6月2日配信開始予定で、価格は8200円(税別)。
「鉄拳」シリーズは1994年にアーケードで第1作が登場し、以後アーケードにおいて9作品が稼働されている。家庭用はプレイステーションプラットフォームを中心に移植が行われてきた。
「鉄拳7」は2015年に稼働開始され、アーケードでは初となる店舗間通信対戦を実現。またUnreal Engine 4を活用することで高度なグラフィック表現の実現に寄与している。2016年にはカプコンの「ストリートファイター」シリーズから「豪鬼」が参戦することも話題となったニューバージョン「Fated Retribution」が稼働開始。本作はこの「鉄拳7FR」をベースに家庭用の追加キャラクターを6体加え、さらに充実したストーリーモードも搭載している。本作では第1作から約20年続いた「三島平八・一八」親子の確執にどちらかの死によって決着が付く、とされている。
家庭用モード紹介トレーラー
PlayStation 4版では2つの専用フィーチャーを搭載している。一つはプレイステーションプラットフォームで展開していた「鉄拳」シリーズ全10作のBGMをほぼ全曲収録、さらにゲーム内サウンドを任意に変更ができる「JukeBox」モード、そしてPlayStation VRで楽しめる「PlayStation VR」モードだ。VRモードは2つあり、VR専用ステージで体力制限なしでの対戦が楽しめる「VR Battle」。このモードでは視点の任意変更やスローモーションのOn/Offが可能となっている。
「VR Battle」ではシリーズ伝統の無限遠フィールドで戦える
もう一つの「VR Viewer」は、ゲーム中に獲得できるファイトマネーで購入したり、“トレジャーバトル”(一人用の非VR対戦モード)に勝つことで入手可能な装備アイテムを付け替えてカスタマイズしたキャラクターをVR上で見ることができるモードだ。クオリティの高い「鉄拳」のキャラクターモデルをじっくりと観察できるのはファンにとってはうれしいところだろう。また、PS4版のみ一部キャラクターには過去作のコスチュームの復刻も行われている。
任意のキャラをカスタマイズしてVR空間でじっくり眺めることができる。ちなみにこちらは硬派なプレイヤーの多い海外で波紋を呼んだ「鉄拳7」からの参戦キャラ「ラッキークロエ」
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