モノビット、Unity無料アセット「VR Voice Chat」正式版となるVer.2.0をリリース
モノビットは、Unity向けVRボイスチャットミドルウェア「VR Voice Chat Ver.2.0」をリリースした。「Monobit Unity Networking Ver.2.0」を適用することで、βリリース時の機能制約が解消されたため、本バージョンより正式版となる。
「VR Voice Chat」は、VRクラウドを手軽に実装できるUnity専用の無料アセットだ。自分の動きや声をリアルタイムにネットワークで通信し、VR空間で共有することにより、VRコンテンツの新たな楽しみ方や深い没入感を創出する。ゲームに限らず、さまざまな業種で制作されるVRコンテンツにも簡単に搭載可能だ。
これまでβ版として配布されていた「VR Voice Chat」が、Ver.2.0.0をもって「正式版」となる。機能の改善点などは以下の通り。
●Monobit Unity Networking Ver.2.0採用に伴う機能拡張・改善
・同一認証IDによるMonobit Unity Networkingテストクラウドサーバへの同時接続人数の上限が20から100に増加。
・TCPプロトコルの通信機能に加えて、UDP/RUDPによる通信機能を追加。
・Unity 5.3以降に同梱されている「MonoDevelop 5.9.6」にて、オートコンプリート機能(Intelligence)が機能しない不具合を改善。
・iOS 10.3およびAndroid+IL2CPPでのビルドに対応。
●VR Voice Chat本体の機能改善
・通信の最適化。
・Unityクライアント上におけるパフォーマンス改善。
●関連リンク
・VR Voice Chat Ver.2.0 ダウンロードページ
・Monobit Unity Networking Ver.2.0 ダウンロードページ
・モノビット ウェブサイト