あれがバインバインでプロデューサーもご乱心!? 「しあわせ荘の管理人さん。」試遊&ステージレポ
ディースリー・パブリッシャーといえば、その昔、初代プレイステーションの低価格ソフト「SIMPLE 1500シリーズ」を立ち上げて、大ヒットを記録。PS1/2世代を通じて150本以上のタイトルをリリースしてきたゲームメーカーだ。現在は「SIMPLEシリーズ」で培ったIPの新作や、オリジナルコンテンツの創出をメインに行っている。
そんなディースリーが2年ぶりに東京ゲームショウに出展、しかも「バーチャルがリアリティしちゃう!?」をキャッチコピーにした、PlayStation VR対応恋愛アドベンチャーを引っ提げて!
それが「しあわせ荘の管理人さん。」だ。なんと一人称視点のリアルタイムアドベンチャー。日本のアドベンチャーゲームもついにここまで進化した!
プレイヤーは地方のとある郊外都市にある「しあわせ荘」の期間限定管理人になって、住民の信頼を得るのが目的になる。3階立てで、一見部屋数も多いのだが、住人はなんと女子高生、女子大生だけという、まさにゲームだからできるシチュエーションだ。
登場する住人は3人。一人目は箱入り娘のお嬢様、桜井静香(CV:中原麻衣)。男性との会話経験がほとんどない様子だが、胸は比較的大きい。
二人目はハーフの女子高生、橘・バルバラ・クリスティーネ(CV:釘宮理恵)。人気のモデルらしい。ただ、面識のない相手との会話はわりとぞんざい。
三人目は竹山日真里(CV:金本寿子)。このしあわせ荘に一番長く住む、言わばヌシ。熱しやすく覚めやすい性格で不思議ちゃんタイプ?
しあわせ荘はバブル期に建てられた別荘を改築した、という設定でフィットネスルームや25mプールまであるという豪華な作り
ということはシャワー室や更衣室もあるわけで。思わず体が勝手にシャワー室へ……(それ、別の会社のゲームです)
そして、大きな特徴はPS VRで遊ぶことを前提とした、としか思えない一人称視点でのゲームプレイだ。一応VRなしでも遊べる、というのだが、TGS出展版でのユーザーインターフェイスは選択肢を視線で選択、というタイプになっている。ちなみにメーカーではこれを“First person Shiawasesou”、略してFPS!と豪語している。
ちなみにプレイヤーはデュアルショック4の操作で自由に動けるので、住人との任意な近さを選択できます
一人称視点でこれって……(汗)。O2ゲージとかは無さそうです
さて、今回のTGSではノンVR版が出展されており、ここでは住人の自己紹介と施設の説明が体験できた。筆者はクリスティーネちゃんを選択し、ちょっと罵られながらも管理人として認めてもらった。
試遊台は3人のお部屋を模した内装になっている。筆者の入った部屋は日真里ちゃん。どうやら乙女ゲーのファンらしい(しかも全てディースリー・パブリッシャー製品だ)
さて、ディースリー・パブリッシャーのブースステージではブロデューサーの岡島信幸氏によるデモイベント「しあわせ度チェック」が連日開催されている。
ディースリーの開発のとても偉い人である岡島氏。「地球防衛軍」シリーズのプロデューサーでもありますよ!
静香を選ぶとプールで水着だったかー。静香の水着、とってもかわいいよ。
ここではゲーム説明を(「フィットネスルームにバランスボールを置くと住人の2つのバランスボールがバインバイン」などの限りなくセクハラに近い発言を交えながら)しつつ、「VRではどんな風に見えるか、気になるでしょ?」と煽る岡島氏。
そうですよね、ソーシャルスクリーンもあるし、いよいよ実機デモで……。と出てきたのはCCDカメラが付いたゴーグル、その名も「のぞきみくん」。さらにキャラクターの衣装を纏ったコンパニオンが登場し、何をするかと思いきや……。
コンパニオンのたわわなお胸や太ももをガン見!こりゃ完全なセクハラです。なおこの映像はネット中継されてました(笑)
えー、気を取り直して、そんな思わず興奮しそうなVR体験ができる「しあわせ荘の管理人さん。」は2017年冬に発売予定です。なお「しあわせ度チェック」のステージイベントは日曜日も開催されます。岡島プロデューサーのピュアな紳士プレイを君の目に焼き付けろ!
おまけ:同社PS4ソフト「スクールガールゾンビハンター」の試遊ブース。はたから見るとスカートを覗いてるようにしか見えません
© TAMSOFT
© D3 PUBLISHER
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・「しあわせ荘の管理人さん。」公式サイト
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・ディースリー・パブリッシャー