月ノ美兎、初の「放課後ラジオ」を配信 期待通りの「やべーやつ」トークで同時視聴者3万8000人超えを達成
最近、VTuber界隈で目立っている存在といえば、いちからが提供するiPhon Xでバーチャルキャラクターになりきれるアプリ「にじさんじ」を使ったバーチャルライバーたちだ。ここ1ヵ月半で公式キャラとして第一弾で8人、第二弾で10人が次々とデビュー。主に生放送を中心に活動しており、その録画がランキング上位にくるほど人気を集めるキャラも出てきている。
中でもYouTubeのチャンネル登録者数が一番多いのは、11万人オーバーの「月ノ美兎」(つきの みと)ちゃん、通称「委員長」だ。「清楚委員長」という設定のイメージを裏切る発言の数々が人気を集め、10日には「ムカデ人間」をTwitterのトレンド入りさせるなど、日本のネット界にも影響を与えている(詳細はこちらの記事を参照)。
そんな委員長が18日、ゲストに同じバーチャルライバーで「でろーん」とも呼ばれる「樋口楓」(ひぐちかえで)ちゃんを迎え、「月ノ美兎の放課後ラジオ #1」と題した生放送を実施した。「にじさんじ」という名前にあやかってなのか、深夜ラジオのノリで際どいトークを連発。一時は同時視聴者数が3万8000を超えるという快挙を成し遂げた。
番組では、いきなりファンがつくったオリジナルソングをオープニングで流して度肝を抜く。
その後、小学生の頃にタッチタイピングの速度が速くて友達にキモがられ、中学生ではそのパワーを抑えていた「イキリト」なエピソードや、「いったれー」という軽い気持ちでにじさんじの第一弾に応募したことなどを披露。
そして事件は、楓ちゃん出演後に起こった(動画では36分40秒あたりから)。視聴者からの「お二人がバーチャル関西で遊んだときに、行ってみたいところや食べてみたいものはありますか?」という質問に対して、まずユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の略称を間違える。
美兎:UFJ、USJどっちだっけ?
楓:USJ。
美兎:私一回も行ったことないから。ってかそもそも大阪行ったことないから。ユニバってやつ?
楓:そうそう。
美兎:UFJは銀行か……。
さらに遊郭である飛田新地に行ってみたいと言及して、「まずいですよ!」と視聴者を慌てさせる。
美兎:あとこれは未成年だからいけないんだけどね……。
楓:どこ?
美兎:……飛田新地……知ってる?
楓:知らん。とみたしんち?
美兎:知ってる? なんか風俗街なんだけど……。
楓:へー。あっ、はーはーはー。
美兎:めっちゃきらびやかな風俗街。
楓:遊郭。
美兎:遊郭。そうそうそう。
その後、飛田新地について詳しく語り出す委員長に、楓ちゃんは「へー」「初めて知ったよ」と反応に困っている相槌をうち、視聴者も「なんで詳しいんですかね」「でろーんを汚すな」と呆然。さらに楓さんの「それ中でどんなことするの? お姉さんと喋るだけ?」という質問に、「まぁそういう遊郭があるんだよね。富田新地っていうね」と謎の余裕コメントを返したりと、終始緊張のパートだった。
ほかにも、視聴者から恥ずかしい体験を募って委員長が何で隠すかを考える「なんらかで隠さなきゃ」のコーナー、LINEニュースの面白見出しを集める「LINEニュース定例会」など、非常にブッこんだトーク満載なので、VTuberファンならぜひチェックしてみよう。
●関連リンク
・月ノ美兎の放課後ラジオ #1
・月ノ美兎(YouTube)
・月ノ美兎(Twitter)