明日から土日、岐阜で開催!「ぜんため」ってこんなイベントだ
全国のゲーム系エンタメが岐阜に集まる!
8月5・6日、岐阜市・柳ヶ瀬商店街近辺において、「全国エンタテインメントまつり」(略称「ぜんため」)が開催される。主催は岐阜新聞社と岐阜県各務原市に本社を構えるゲーム会社・日本一ソフトウェアが共同で運営する地域活性プロジェクト「宇宙と大地プロジェクト実行委員会」。
ぜんため広報大使の「のぶぴょん」と日本一ソフトウェアのマスコットキャラ「プリニー」。のぶぴょんは「宇宙と大地プロジェクト」のマスコットキャラでもある。岐阜の並行世界からやってきたスペース戦国武将とのこと。並行世界には女体化されてかわいい声で「是非もないよね!」という信長もいたりするので、まぁ是非もないよね!
プリニーは日本一ソフトウェアの「魔界戦記ディスガイア」シリーズ(後述)の下っ端キャラクター。彼が主人公となったアクションゲームも存在する。
「日本一ソフトウェア」は初代PlayStationのデビューとともにゲーム業界に参入、現在はシミュレーションRPGの「魔界戦記ディスガイア」シリーズをはじめとしたゲーム開発・発売を行っている。今回のイベントにあたっては同社にかかわりの深い会社も多く集まった。
同社タイトルの販売・アジア圏ローカライズを手掛けるセガゲームス、「アーケードアーカイブス」シリーズを共同プロデュースするハムスター、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズを共同開発するブロッコリー、そしてソニー・インタラクティブエンタテインメントだ。それ以外の参加企業も西は福岡・博多、東は東京、いや千葉県市川市くらい……まで多くのゲーム関連企業が今回の「ぜんため」に集結している。また、地元・岐阜のソフトメーカーとしては将棋・囲碁などを手掛けるシルバースタージャパンも参加している。
今回の記事では開催目前(もう24時間を切りました!)に迫った「ぜんため」の見どころを紹介したい。
「ぜんため」のエリアマップ
ゲームストリート
ゲームストリートマップ
柳ヶ瀬商店街に設置された各社ブースではゲーム体験会や物販などが行われる。国内初出展タイトルとしてはセガゲームスの「ソニックマニア」(Nintendo Switch版で体験可能)、角川ゲームスの「エルシャダイ」後継作「ロストチャイルド」、フォワードワークスのアプリ「ソラとウミのアイダ」など。
「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズは関係各社が物販ブースを構える人気っぷりだ。また、話題になっているのがufotableが出展し、アニメ「活撃 刀剣乱舞」より「薬研藤四郎」(信長の刀)のイラストを用いたグッズが発売される。ちなみにこの告知が掲載された岐阜新聞を買おうと全国のとうらぶファンが岐阜新聞社に電話連絡を行って回線がパンクしたという噂が……。
なお、TSUKUMOブースでは全天球カメラなどガジェットの特価販売を行うそうだ。
SIEJAはPlayStation祭りとしてファミリー向けのタイトルを中心に展開。今回はPlayStation VRはない模様
メインステージ
旧長崎屋跡地に設置されたステージでは、各社が工夫を凝らしたステージイベントが開催される。特に注目すべきは、SIEJAの盛田厚氏・SIE WWSの吉田修平氏のダブルプレジデント×KADOKAWA・電撃PlayStationの西岡編集長+Gzブレイン・ファミ通の林編集長によるトークショウ。
盛田氏と吉田氏が同時に登壇するイベントは、おそらく盛田氏のプレジデント就任後初となることからかなりレアなイベントになるだろう。さらに吉田氏はハムスターから送り込まれたファミコンアケアカ芸人フジタ氏とのレトロゲーム対決も開催される。1時間も持つのかな……(汗)。
なお、幕間にはそのアケアカ芸人フジタ氏による「至高のゲーム芸」が行われる……と初期のリリースには書いてあったのだが、最終的に、助っ人としてプロレスラーの男色ディーノ氏のショーやタイトーサウンドチーム「ZUNTATA」のミニライブが行われる、というバラエティに富んだ幕間となった模様だ。
ZUNTATAは最古参メンバーのばび~氏が「一人ZUNTATA」として登場
なお、メインステージはniconicoでの生放送が行われる。
5日:http://live.nicovideo.jp/watch/lv302165002
6日:http://live.nicovideo.jp/watch/lv302167344
十六ステージ
岐阜の地方銀行・十六銀行本店前の「十六ステージ」では、東海地区のご当地ゆるキャラやゲーム会社のマスコットキャラクターのステージショーが開催される。
インディー・VRゾーン「インディー通り」/「ホラーゲーム体験会」
シネックスホール地下では「インディー通り」として、インディーゲームとTSUKUMOが協力しているVRタイトルの出展が行われる。中部地区初公開となる「War Thunder」のVR版など、多彩なタイトルも見逃すべからず。
また、同会場の別エリアではPlayStationファミリーで発売されている/発売予定のホラーゲーム体験会も行われる。おみやげ付きだそうなので、暑さを吹っ飛ばしたい方はこちらで涼むのもいかがかと。
スマホアプリ「舞台めぐり」でAR撮影も!
アニメの聖地巡礼アプリとしておなじみの「舞台めぐり」もぜんために参加。今回のぜんためでは特定のポイントを回ることでゲーム会社各社の人気キャラ、マスコットキャラのAR撮影が可能になる。「うたプリ」のキャラクターに加え、プリニー、ソニック、ラグナ、ルシフェル、みっしぃなど。
どこに行けばどんなキャラクターのマイARを獲得できるのかはぜんため公式サイトの「ぜんための歩き方」ページを参照してほしい。
こうしたイベントのなかからPANORAではインディー・VRブースのレポートを中心にレポートをお送りする予定だ。ところで、うちのデスクからグルメ記事も書いてほしい、というリクエストがあったのですが、飛騨牛は経費で落ちますか?
ぜんために来る業界関係者の間でも「飛騨牛」の声が聞こえてくる気がするんですよ。
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●関連リンク
・「全国エンタメまつり」公式サイト
・「舞台めぐり」公式サイト