Amazon Echoから声で操作 Cerevo、デスクライト「Lumigent」のAlexa対応コンセプト機を発表
Cerevoは26日、ロボット・デスクライト「Lumigent」(ルミジェント)にAlexa Voice Service(AVS)を搭載したコンセプトモデルを開発したと発表した。米国などでAmazonが米国などで発売している「Amazon Echo」や「Echo dot」といったスマートデバイスに声で指示することで、Lumigentを操作できるようになる。
Lumigentは、今年1月の米家電見本市「CES 2017」に合わせて発表した製品。発売は2017年秋頃、価格は4〜7万円の予定だ。
もともと音声認識機能と変形機構を備えており、話しかけるとあらかじめしてした位置に自動で動いてライトが点灯するという仕組だ。また、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)にも対応しており、内蔵カメラで撮影した静止画や動画をクラウドに転送することも可能だ。
Alexa Voice Serviceは、Amazonが提供する自然言語応答サービスで、Amazon Echoはスピーカーも搭載した円筒形、Echo dotは音声入力のみで薄型の端末となっている。この5月にはディスプレー付きの「Echo Show」も発表した。
こうしたEchoに指の代わりに声で話しかけることで、Amazon Prime Musicの音楽や対応アプリのニュースを流したり、天気を聞いたり、タイマーをセットしたりといったウェブサービスを実行できるようになる。さらに対応機器にネットワーク経由でアクセスして、電気やエアコンなどを操作することが可能だ。
なお、現状Amazon Echoなどの対応端末は日本では販売されておらず、また日本語にも対応していない。
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