米国版SAO制作、SkyDance子会社が本格始動、年内2本のVRタイトルを予定
アメリカの映画製作会社、SkyDance Mediaの子会社、SkyDance Interactiveは2017年に発売する2本のVRタイトルを発表した。
「Life VR」は、米国でソニー・ピクチャーズより3月24日に公開される同名の映画(国内配給は未定)をモチーフにしたサバイバルホラーVR。宇宙ステーション内で急速に進化を遂げた火星の生物から生き延びる、という内容だ。こちらはGear VR、Google Daydreamのモバイル版が先行配信し、追ってOculus Rift、HTC VIVE、PlayStation VR版も発売する。
「Archangel」はオリジナル作品。文明崩壊後のアメリカを舞台に、覇権を掌握しようと企む企業に対し、巨大戦闘ロボットで戦いを挑む、というものになるようだ。こちらは Oculus Rift、HTC VIVE、PlayStation VRでの発売となる。
SkyDance Mediaはアメリカの映画、テレビ番組の製作会社で、「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「スタートレック」シリーズなどを手掛ける。去年、「ソードアート・オンライン」の実写テレビシリーズの製作を発表した。
SkyDance Interactiveは同社の子会社で、ゲーム製作を手掛けるWorkshop Entertainmentを買収して設立、オリジナルVRゲームの開発を手掛ける傍ら、他社作品のアウトソーシング業務も行う。主な開発協力作品として、「XCOM2」(テイクツー・インタラクティブ、PS4/Xbox One)や「Gears of War 4」(Microsoft、Windows10/Xbox One、日本未発売)のバイクシーンなどがある。
●関連リンク
・ニュースリリース(英語)
・映画「Life」公式サイト(英語)
・SkyDance Interactive(英語)