8K解像度で360°撮影ができるカメラ「Obsidian」 国内販売開始
エヌジーシーは、KANDAO Technology Co, Ltdと代理店契約を締結、国内代理店として、1月1日より同社が開発/製造する360°撮影が可能なVRカメラ「Obsidianシリーズ」の販売を開始した。
Obsidianシリーズは、Obsidian R、Obsidian Sの2種類。高精細な映像撮影を目的として開発されたObsidian Rでは、8K×8K(30fps)の高解像度での撮影が可能。スポーツ等動きのある被写体を撮影することを目的として開発されたObsidian Sでは、4K×4Kの120fpsで撮影できる。
360°のビデオ/写真/タイムラプスの録画が可能で、4K解像度でのライブストリーミング配信もできる。また、ISO、シャッタースピード、各カメラのホワイトバランスなどの設定をWi-fi接続したスマートフォンでリモートコントロールできるなどの機能も搭載。
ステッチング、ビデオエンコード、ストリーミング配信など豊富な機能を持つソフトウェアソリューションも付属している。
価格はR/Sともに80万円(税抜き、以下同)。同社では、製品の問合せ、デモの依頼なども随時受け付けているとのことである。
●製品概要
価格:Obsidian R/S本体 80万円
サイズ:14.5cm(直径)×9.3cm(高さ)
ビデオフォーマット:MOV
静止画フォーマット:JPG/DNG
重さ(バッテリー含む)1.2kg
記録メディア:Micro SD/SDHC/SDXC cards,U3(USH-1)cards are recommended
動画コーデック:H.264/H.265
入力電圧:12V
動作温度:0~30℃
動作湿度:10~90% RH(結露なきこと)
バッテリー動作温度:-40~80℃
バッテリー動作湿度:5~90% RH(結露なきこと)
ISO:100 – 3200
ビデオ解像度/フレームレート:
・R
8k×8K/30fps
4K×4K/60fps
・S
6k×6K/50fps ※60fpsに変換し出力
6K×6K/30fps
4K×4K/120fps
4K× 4K/80fps
静止画解像度:R 8K×8K、S 6k×6K
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・Obsidianシリーズ 製品ページ