複数対戦がアツいPSVRの「RIGS」 VRらしい操作でスポーツタイプのFPS!
東京ゲームショウのソニー・コンピュータエンタテインメントブースにて展示しているPS4向けのVRヘッドマウントディスプレー「PlayStation VR」(PSVR)。今回は戦闘ロボットを駆って戦うバトルリーグをモチーフとしたFPS(ファーストパーソンシューター)「RIGS」を紹介する。開発は、PlayStation Vita向けに「KILLZONE:MERCENARY」を手がけたゲリラゲームズ・ケンブリッジ。ライターの岩井氏にレポートしてもらう。
3対3によるチーム対戦形式を取っているため、試遊台も6台と今回の出展作品の中で一番多い。TGSバージョンでは「パワースラム」というルールを採用。敵チームのロボットを倒したり、ロボットを倒して出現するパワースフィアを獲得することでゲージが増えていき、満タンになった「オーバードライブモード」のときにフィールド最上部のゴールリングをくぐるとポイントを得られる。最終的にポイントの高いチームが勝ちとなる。
出撃前のロボットチーム。
それぞれ見た目も異なれば性能・武装も異なっている。
操作はデュアルショック4の左スティックで移動、PSVRをかぶった頭部の移動で視点の移動・エイミングを行う。ショットはR2と通常のFPS操作にVRらしい遊び方を加えている。
ロボットには、攻撃力が高い、移動力が高い、耐久力を回復できるという3つのモードがあって、シーンに合わせて□△○ボタンで切り替えていくのがポイント。なお、オーバードライブモードのときはこの3つのモードが同時発動し、自機が破壊されるかゴールするまでこの状態が継続される。
コックピットビューに近い画面。実際にはもう少し引きの画面でかつロボの状態表示も描かれている。
FPSは酔いにつながる要素が多く、細心の注意を払わないと快適なVR体験は難しいと言われているが、本作では基本的にコックピットビュー(UIもそれに埋め込まれている)で、ロボットの移動による画面の揺れも少なく、快適にVR体験ができた。
今後のイベントなどで体験できる機会があれば試遊候補に入れるべきタイトルであることは間違いない。
(C)Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Guerrilla Cabridge.
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