マクラーレンとコラボした特別版VIVE PROが発売 F1ピットクルーを体験するVRコンテンツも付属
HTC VIVEとイギリスのF1レーシングチーム・コンストラクターであるマクラーレン・レーシングは、VIVE PRO マクラーレン特別仕様の発売を、11月23日より日本国内のVIVE正規販売店にて開始した。希望小売価格は17万9630円(税抜き、以下同)。
本製品は、今年5月に発表された両社のパートナーシップに基づく第1弾のコラボレーション製品。限定色のVRヘッドセットに加え、VIVE Studioがマクラーレンと共同制作したVR体験コンテンツ「McLaren Garage VR」と、ドライビング用のアクセサリーパーツを必要としないVRレース体験コンテンツ「RFactor 2」カスタム版が付属する。
▲VIVE Pro マクラーレン特別仕様紹介動画
「McLaren Garage VR」は、マルチプレイヤーのシミュレーションゲームで、プレイヤーはマクラーレンのピットクルーとなり、レース中のクルーが行うようなタイヤの調整作業を学習することができる。
また体験内では「Pitstop Challenge」というモードが用意され、ルームスケールでマクラーレンの最新ピットを歩き回り、タイヤの交換方法を学んだり、交換時間を他のプレイヤーと競争することが可能とのこと。
加えて本製品には、バーチャルリアリティコンテンツや体験を楽しめるアプリストア「VIVEPORT」の6か月サブスクリプションも付属している。
なおVIVE PRO マクラーレン特別版は、マクラーレンのeスポーツプログラム「クラーレン・シャドウ・プロジェクト」のオフィシャルVRデバイスとして採用されるとのこと。
本プロジェクトの決勝戦はマクラーレン・テクノロジー・センターで2019年1月14〜17日に開催され、すべての出場者はVIVE PROのVRヘッドセットを使用するとしている。その他、製品の詳細については、こちらのページを参照。
(TEXT by 高橋佑司)
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