Live2D、イラストやLive2Dデータの売買ができる「2次マ」をリリース
Live2Dは10月29日、オリジナルイラストやLive2Dデータなどの2Dアセットの使用権・加工権を売買できるマーケットプレイス「2次マ」を正式リリースした。
「2次マ」では、オリジナルのイラストのほか、バーチャルYouTuberに必要な動くイラスト「Live2Dデータ」を売買できるのが大きな特徴だ。Live2Dはイラストを2Dのまま立体的に見せられるツールで、「FaceRig」と組み合わせることで誰でもVTuberになれる(参考リンク)。
イラストが描ければ3Dの知識がなくてもVTuber用のアバターが作成できるのがLive2Dの利点だが、それもハードルが高いという人のために2次マには「2次販売」という仕組みがある。1次販売は、自分のイラストやそれを自分でLive2D化して販売することで、2次販売は自分以外のイラストを2次マで購入し、Live2D化して販売することだ。
イラストのみを1次販売で売ったクリエイターには、2次販売の売上ロイヤリティも支払われるので、それぞれの得意分野をもったクリエイターたちが相互的に創作活動が進められる仕組みとなっている。なお、著作権は販売後も作成者本人が保有する。
▲1次販売で購入したイラスト作品は、Live2D化して「2次マ」内での2次販売が可能
他にも、ユーザー同士でメッセージをやりとりできる「ダイレクトメッセージ機能」や、オリジナル作品の制作をクリエイターに直接依頼できる「オーダーメイド機能」が実装されており、VTuberの裾野を広げるWebサービスといえるだろう。
(Text by TKG)