VRクラウドを提供するナーブが2.5億円の資金調達 経営基盤や開発・マーケティングを強化
VRクラウドを提供するナーブは、ジャフコの運用する投資事業組合等を引受先とした、第三者割当増資による2.5億円の資金調達を実施した。VRクラウドにおける開発・マーケティング強化と人材拡充の加速を狙う。
ナーブは、フィットネスの分野へのVRコンテンツなどの開発経験を活かし、さまざまな業界にフィットした「標準VRプラットフォーム」として、開発不要のVRクラウドサービス「NUR*VE」を各業界に提供開始。ゲームや映像コンテンツなどと異なり、企業に向けた販売促進やマーケティング効果を狙ったソリューションサービスを展開する。
同社が提供するVRクラウドは、不動産仲介業者がもっとも時間を使う「内覧案内」にVRを活用する「VR賃貸」や、外国人旅行者向けのガイドツールとしてVRを活用する「VR観光」などのサービスで利用されている。開発不要のVRクラウドによって、管理画面やアプリから簡単な登録をするだけでVRを実現し、モデル・モーション・360度カム・写真・動画・ライブ配信といった業界に特化したサービスが実現可能となる。
今回の資金調達によって、同社の経営基盤の強化を図るとともに、VRクラウドにおける開発・マーケティング強化と人材拡充の加速を予定している。
●関連リンク
・ナーブ 公式サイト