DJI、コンパクトドローン「Mavic Pro」向けアクセサリー7種を発表 安全性や機能性が向上
DJIは、折りたたみ式のコンパクトドローン「Mavic Pro」向けに、飛行の安全性を高め、より快適な飛行体験を実現するアクセサリー類を発表した。「プロペラケージ」など、全7種類をラインナップ。
「Mavic Pro」は、折りたたみ時は500mlのペットボトル程度のサイズに収まってしまうコンパクトドローンだ。小さな見た目ながらも、機能面はプロ仕様顔負けで、さまざまな用途での活用が期待されている。昨年実施された記者発表会のレポートもぜひ参考にしてほしい。そんな「Mavic Pro」の使い勝手をさらに向上させるアクセサリー類が発売される。
「プロペラガード」と「プロペラケージ」の2製品は、Mavic Proのプロペラを保護し、飛行中の安全性と保護性能を強化する。プロペラガードはプロペラ周囲を保護。プロペラケージはMavic Proのアーム部分に装着してプロペラを保護する。プロペラケージを装着する際は、通常のプロペラよりも小さいサイズの「7728 クイックリリース折りたたみプロペラ」の装着が必要となる。
「プロペラケージ」は、飛行技術を習得したい初心者に最適なアクセサリーとなっている。装着時の最大飛行時間は約12分。飛行精度の向上とスティックのコントロール性能を上げるため、トライポットモードで飛行することが推奨されている。両製品でプロペラを保護すれば、狭いスペースや障害物に近い場所を飛行する場合に有効だ。
「バッテリー充電ハブ(高機能版)」は、最大4個の「インテリジェント・フライト・バッテリー」を1度に充電できる高機能で効率性が高い充電バッテリーだ。「インテリジェント・フライト・バッテリー」はバッテリー残量の多いものから少ないものへ順次充電。「Phantom 4」シリーズの100W充電器にも対応するため、充電時間をより短縮することが可能となっている。
「機体スリーブ」は、Mavic Proを持ち運ぶ時や保管する際に活用。機体スリーブはMavic Pro専用にデザインされており、インナーに柔らかい素材を採用することによって、機体の損傷リスクを軽減。保管時には汚れや埃から機体を守る。
屋外環境でドローン飛行を楽しみたいユーザー向けには、送信機の「送信機モニターフード」も新たに提供。モニターフードを装着することで、直射日光下の撮影時にも、送信機画面がより見え易くなる。また、カメラジンバルに簡単に取り付けられる「NDフィルターセット」を活用すれば、カメラの絞り・露出・センサー感度をより自由に設定できるようになる。
●Mavic Pro向け 新作アクセサリー一覧
・プロペラケージ 2万600円(税込)
・7728 クイックリリース折りたたみプロペラ 1200円(税込)
・プロペラガード(※後日発売予定) 2000円(税込)
・バッテリー充電ハブ(高機能版) 7,100円(税込)
・機体スリーブ 900円(税込)
・送信機モニターフード 2484円(税込)
・NDフィルターセット 4536円(税込)
●関連リンク
・DJI ウェブサイト