GALAXY S7でゲームもVRも快適に! E3ではサムスン電子ブースも大盛況
少し時間が空いてしまったが、14〜16日に米国サンフランシスコにて開催されたゲームの祭典「E3 2016」についてのレポートをお届けしよう。
E3出展のハードメーカーといえば、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、マイクロソフト、任天堂というコンソールメーカーの「御三家」を想像しがちだが、今年はサムスン電子がサウスホールに堂々たるブースを構えていた。もちろんイチ押しは、最新スマートフォンの「GALAXY S7」シリーズだ。
日本に先駆けて、米国などでは4月に登場した端末で、多くのキャリアで採用する人気商品となっている。その理由のひとつがハイスペックであること。そしてゲームにとって重要なのは「Vulcan」対応だろう。Vulcanは「OpenGL ES」の後継となるグラフィックAPIで、オーバーヘッドを配してより高速なグラフィック描画が可能になった。
GALAXY S6(OpenGL)とGALAXY S7(Vulcan)をレースゲーム「Need for Speed」で比較。やはりS7に分があるという結果に。
もちろんその恩恵は、Galaxyシリーズ向けVRゴーグル「Gear VR」も受けられるわけで、ブースではゲーム体験と定番のデモが行われていた。
日本のGALAXY S7ローンチイベントでも行われたジェットコースターの4Dデモ。ちなみにこの映像を提供しているSix Fragsはアメリカ大手のテーマパークチェーン。一部の店舗ではサムスン電子と提携し、VRコースターをいち早く運営している。
日本ではサーフィンだったが、アメリカではお国柄かスケボーに(関連記事)。
ゲームのデモでは対戦シューティングをフィーチャー。
Oculus VRとの協業でモバイルVRのマーケットをリードしているGearVRだが、今後はグーグルが推進する高品位モバイルVRプラットフォーム「Daydream」とどう共存していくかが焦点となるだろう。今後のサムスンの展開に期待したい。
●関連リンク
・Gear VR