無数のパーティクル&音の中を泳ぐ新体験 AREA-Xも遊べる「Rez Infinite」ローンチイベントレポ
エンハンス・ゲームズは、PlayStation 4用ソフトウェア「Rez Infinite」のローンチイベント「Rez Infinite Countdown & Launch Event – Powered by PlayStation VR」を渋谷Galaxyで開催中だ(関連ニュース、TGSのレポート)。10月16日まで連日13〜20時までオープンしている(13日のみ11時から15時まで)。入場は無料。試遊には会場で配布される整理券が必要だ。
6台のPlayStation VRがお出迎え。うち1台は振動を体で感じることができる「シナスタジアスーツ」を着用してのプレイが可能。なお、VRなしでも遊べる。
会場内にはポスターやスクリーンショットが貼られ、メイキング映像やトレイラーが流れ、Rezの世界に浸れること間違いなし。
海外通販でしか手に入らないTシャツやピンバッジも発売。Tシャツは各3000円、ピンバッジは各1000円。通販の送料を考えるとお買い得だ。ちなみに早くもTシャツの一部サイズは売り切れとのこと。
シナスタジアスーツ着用時は、従来のデモ版同様、AREA-1のダイジェストとなる。スーツ非着用時は、AREA-1~4、そして待望のVR専用ステージ「AREA-X」を任意選択してプレイできる。試遊時間も、非着用時は1回30分(!)と大盤振る舞いだ。スーツ着用時は脱着を含めて15分ほどのプレイとなる。
今回はスーツのライトアップ部分が稼働している。
今回筆者はVR着用でAREA-XとAREA-1、2をプレイした。AREA-XではR1ボタンを押して前方に進行、R2ボタンで一時停止・後退ができるようになり、VRであることを活かして前方全方向から敵が迫りくる、とゲーム性も従来のレールシューターからフライトシューティングへと変化している。移動は「飛ぶ」というよりは「泳ぐ」といった雰囲気の挙動になっていて、バレルロールなどの操作はないため、酔いに関しては心配ないだろう。
画面は無数のパーティクルによる背景に囲まれ、そのパーティクルは音とともに煌めく演出を伴っている。敵も撃ち落とすと無数のパーティクルに変わる。その映像はVRを通して見ることで、客観的視点から「体験」へと変わるのだ。VRを着用してのプレイは新たな世界の誕生を直感させるので、PlayStation VRのオーナーになる人はぜひともこのAREA-Xをプレイしていただきたい!
AREA-X Revail Trailer
また、従来のRezもPS VRを通すことでゲーム性も進化している。もともとは4:3画面の枠に縛られていたが、本作ではそれを破って360度自由に見て敵をロックすることができる。もちろん敵も(特にボス)も縦横無尽に移動してくるのでVRモードでは頭をグリグリ動かして敵を捕捉しなければいけなくなるが、外から見てる分にはヘッドバンキングみたいなのでそれもRezならではの遊び、と考えられなくはない、とも思ってしまう。
「15年前のゲームのHDリマスターでしょ?」と侮ることなかれ! VRでの体験は従来のテレビ画面に縛られたものとは別物、それがわかるのは実際に体験した人だけなので、このチャンスにぜひとも体験しよう。PS VRの体験会で1プレイで30分も遊ばせてくれる機会はめったにないですよ! ちなみに会場には水口哲也氏も顔を見せることがあるので、感想を本人にぶつけるのもアリかも。
Rez Infiniteは早期購入者特典が添付されることが発表された。PS4のメニューに使えるダイナミックテーマと、PlayStation Networkのアバターアイコン7種が10月26日までの購入者に自動付加される(10月13日より単独での発売あり)。ダイナミックテーマが300円、アイコンが各100円なので1000円分のボーナスだ。
ダイナミックテーマムービー:Rez Infinite: Dynamic Theme “Garden of Eden” demo video (PS4/PSVR)
「Rez Infinite」はPlayStation VR発売と同日、10月13日に3400円(税込)で配信開始される。
©️ ENHANCE GAMES 2016
©️ SEGA 2001
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・エンハンス・ゲームズ公式サイト
・会場:渋谷Galaxy