3D映像と360°映像が撮れる小型4KVRカメラ「QooCam」国内販売決定
映像情報設備の企画開発・施工を手掛ける三友は、KANDAO社製180°3D&360°VRカメラ「QooCam」(クーカム)の日本国内での販売を、8月中旬に開始することを発表した。価格は4万9800円(税込み、以下同)。
▲「QooCam」紹介動画
「QooCam」は、カメラに搭載する3つのレンズを組み合わせ、180°のVR映像や360°の全天球映像を1台で撮影することができる小型の4KVRカメラ。
カメラ部分を縦にすることで360°の全天球の写真/映像を撮影することが可能。映像の場合は解像度3840×1920ピクセルで、60fpsか30fpsでの撮影ができ、また1920×1920の解像度であれば、120fpsの滑らかな映像を撮影することもできる。
静止画の場合は、さらに解像度の高い4320×2160の360°画像も撮影できる。
▲製品イメージ
またカメラ部分を折り曲げて横にすると、左右のカメラから撮影した映像を基に、前方180°の奥行き感のある3D映像の撮影も可能だ。こちらのモードでは、3840×1920の解像度での30fpsの動画と、4320×2160の静止画を撮ることができる。
なお、360°映像、180°3D映像のどちらでもライブストリーミングが可能。また、立体視に基づいた深度マップを生成する事もでき、これにより後から写真のフォーカスを切り替えることができる機能も搭載している。
同製品は、9月上旬予定の「QooCam 発売記念イベント」や、10月に幕張メッセで開催予定の「CEATEC JAPAN 2018」で展示も予定している。「QooCam 発売記念イベント」については、後日三友の公式サイトから発表を行うとのこと。
●製品概要
モデル:QooCam
サイズ:幅2.5cm×奥行き3.1cm×高さ19.9cm
重量:170g
色:黒
バッテリー:2600mAh(5V1A)
充電方法:Micro-USB
連続駆動時間:最大3時間(連続撮影)
記録媒体:Micro SD Card(最大256GB) ※別売り
Bluetooth:BLE4.0
USB:Micro-USB 2.0
Wi-Fi:Wireless 5G+2.4G
360°ビデオ収録:3840×1920/30fps、3840×1920/60fps、1920×1920/120fps
360°静止画収録:4320×2160
180°3Dビデオ収録:3840×1920/30fps
180°3D静止画収録:4320×2160
スマートフォン用アプリケーション:iOS&Android OS
販売価格:4万9800
販売開始:2018年8月中旬
配送時期:順次発送
販売対象国:日本
(TEXT by 高橋佑司)