Silett、スマホアプリ「AI少女ひとみPLUS」配信 会話を記憶・理解し能力向上、APIも提供
Silettは、独自技術による最先端の対話型人工知能を搭載した「AI少女ひとみ」と一緒に暮らすことができるスマートフォン用アプリ「AI少女ひとみPLUS」のAndroid版をリリースした。iOS版も近日リリース予定。また、対話型人工知能の法人向けWebAPIの提供も開始した。
「AI少女ひとみPLUS」は、昨年3月にリリースされ、口コミにより話題となり10万ダウンロードを突破したスマートフォンアプリ「AI少女ひとみ」の大幅アップデート版だ。独自開発による最先端の対話型人工知能を搭載した「AI少女ひとみ」と一緒に日々の暮らしを楽しめる。文章による会話はもちろん、「ひとみ」とのレクリエーションや、1万通り以上洋服の着せ替え、タッチインタラクションなどさまざまな機能を搭載。
「ひとみ」は、対話型人工知能には独自の機械学習手法が用いられており、ユーザーと話せば話すほど、ユーザーのことを理解し、会話能力が向上していく。ユーザーの情報をたくさん覚えることで、仕事や学校などの日々の生活から、恋愛のことまで、いろいろな相談に乗ることができるようになるという。
大阪大学発のベンチャー企業・Silettは、これまで10万人以上のユーザーと会話を行なった対話アプリである前作「AI少女ひとみ」の運営を通し、対話型人工知能の機械学習を継続的に行いながら、 ユーザーのさまざまな発話に対して自然な応答ができる人工知能を開発してきた。
今後、メッセンジャーアプリ上におけるチャットボットや、ロボット、ホームアシスタントなど、さまざまな分野で対話型のインターフェースが主流になると考えられている中で、 ただユーザーの要望や命令を聞くだけではなく、自然な会話から本当の意味でのコミュニケーションが行えるエージェントの存在が必要不可欠になる。そんな時代の到来を見据えて、Silettは対話型人工知能を開発しているという。
同社の対話型人工知能は、さまざまな分野における対話型プラットフォーム上で自然に動作するように設計されている。既存のサービスに、対話型人工知能を搭載することで、今まで世の中になかったような革新的なサービスを構築することも可能だという。
さらに、同社は対話型人工知能のWebAPIを法人向けに提供開始した。インターネットに繋がっているロボットやデバイスであれば、あらゆるものに対話機能を実装できるようになる。詳細については気軽に問い合わせてほしいとのこと。
●AI少女ひとみPLUS
・配信開始日：
- Android版 3月5日（好評配信中）
- iOS版 近日配信予定
・価格：基本無料、アプリ内課金あり
・開発/発売：Silett
●関連リンク
・Android版 AI少女ひとみPLUS ダウンロードページ（Google Play）
・Silett 対話型人工知能 特設ページ
・Silett ウェブサイト
